(私の読書遍歴)

本を読むのが好きだ。
学生の頃はまさに読書漬けの生活だった。月に10冊〜20冊、帰りの電車で読み始めた本を、家に帰ってからも読み続けて、そのまま読んでしまったこともある(ちなみにジャック・ロンドンの『荒野の呼び声』岩波文庫版である)手当たり次第に読みまくって、一度に5冊を並行で読んでいたこともあった。
最近は残念ながらめっきりと読書量が減った。せいぜい月に3〜4冊である。読みたいと思う本がほとんどなくなってしまったというのもある。脈絡のない乱読は相変わらずであるが。
そして相変わらず本は好きだ。

というわけでその読書遍歴の中からいくつかの本の感想文/紹介文のようなものを書いてみた。そもそもは旅行記の中に、村上春樹の『国境の西、太陽の南』の一文を引用したいというところから、じゃあ各章の最初に引用文を感想文付きで載せようということになってしまったものなので、初めに引用文ありきだったり、好きな作家の本から無理矢理引用したりと、ちぐはぐなところが多いと思うが、そこは大目に見て軽い気持で読んでみて欲しい。
感想などはこちらへどうぞ。
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序文

シュテファン・ツヴァイク 『バルザック』 -7/12up-
高行健 『霊山』 -6/26up-
高行健 『ある男の聖書』 -6/10up-
アナトール・フランス 『神々は渇く』 -5/1up-
谷崎潤一郎 『刺青・秘密』 -4/29up-
宮本輝 『血脈の火』 -4/15up-
中上健次 『鳳仙花』 -4/3up-
ディケンズ 『二都物語』 -3/18up-
中上健次 『千年の愉楽』 -2/28up-
井上靖 『しろばんば』 -11/29up-
谷崎潤一郎 『源氏物語』 -11/16up-
ガルシア・マルケス 『十二の遍歴の物語』 -6/9up-
吉行淳之介 『やややのはなし』 -5/11up-
ディケンズ 『大いなる遺産』 -8/26up-
寺山修司 『誰か故郷を想はざる』 -8/9up-
谷崎潤一郎 『痴人の愛』 -8/2up-
ペディエ編 『トリスタン・イズー物語』 -7/22up-
アポロドーロス 『ギリシア神話』 -7/14up-
丸谷才一 『女ざかり』 -6/28up-
宮本輝 『地の星』 -6/23up-
マルグリット・デュラス 『愛人』 -6/20up-
マルキ・ド・サド 『ソドム百二十日』 -6/11up-
宮本輝 『流転の海』 -5/23up-
谷崎潤一郎 『少将滋幹の母』 -5/12up-
井伏鱒二 『鞆ノ津茶会記』 -5/8up-
井伏鱒二 『珍品堂主人』 -4/30up-
チョーサー 『カンタベリー物語』 -4/25up-
遠藤周作 『沈黙』 -2/24up-
中上健次 『日輪の翼』 -2/14up-
北杜夫 『孫ニモ負ケズ』 -2/13up-
山川健一 『さよならの挨拶を』 -2/7up-
フィッツジェラルド 『マイ・ロスト・シティー』 -1/27up-
井上靖 『真田軍記』 -1/21up-
井上靖 『本覚坊遺文』 -1/21up-
遠藤周作 『深い河』 -1/14up-
ジュール・ベルヌ 『80日間世界一周』 -1/14up-
村上春樹 『スプートニクの恋人』 -1/14up-
セルバンテス 『ドン・キホーテ 続編』 -1/10up-
ガルシア・マルケス 『迷宮の将軍』 -1/5up-
セルバンテス 『ドン・キホーテ 正編』 -12/1up-
吉行淳之介編 『文章読本』 -10/30up-
吉本隆明 『空虚としての主題』 -10/21up-
壇一雄 『青春放浪』 -10/17up-
マルキ・ド・サド 『閨房哲学』 -10/14up-
ガルシア・マルケス 『悪い時』 -10/9up-
ガルシア・マルケス 『落葉』 -9/30up-
田山花袋 『蒲団・一兵卒』 -9/24up-
壇一雄 『火宅の人』 -9/18up-
北杜夫 『少年』 -9/11up-
ガルシア・マルケス 『青い犬の目』 -9/9up-
ガルシア・マルケス 『族長の秋』 -9/2up-
ガルシア・マルケス 『ママ・グランデの葬儀』 -8/30up-
ガルシア・マルケス 『百年の孤独』 -8/18up-
サマセット・モーム 『雨・赤毛』 -8/5up-
吉行淳之介 『美少女』 -8/3up-
ガルシア・マルケス 『予告された殺人の記録』 -7/22up-
筒井康隆 『虚航船団』 -7/15up-
サマセット・モーム 『月と六ペンス』 -6/26up-
中勘助 『銀の匙』 -6/8up-
沼正三 『家畜人ヤプー』 -5/31up-
ソルジェニーツィン 『イワン・デニーソヴィチの一日』 -5/28up-
幸田露伴 『五重塔』
谷崎潤一郎 『盲人物語・春琴抄』
マルキ・ド・サド 『美徳の不幸』 
安部公房 『砂漠の思想』
村上春樹 『遠い太鼓』
マルキ・ド・サド 『恋の罪』
夢野久作 『瓶詰の地獄』
ベッケル 『緑の瞳・月影』
北杜夫 『まっくらけのけ』
フランツ・カフカ 『カフカ寓話集』
ゴーゴリ 『死せる魂』
ガルシア・マルケス 短編集『エレンディラ』
安部公房 『燃え尽きた地図』
ホセ・エミリオ・パチェーコ 『砂漠の戦い』
村上春樹 『国境の南、太陽の西』