<重さの単位>
中国を旅行する上で、重さの単位を覚えておくととても便利です。中国では野菜や果物、肉、魚、茶葉、餃子、麺、お菓子など様々なものを量り売りで購入します。重さの単位を把握しておかないとうまく買うことができません。
中国では重量の単位として一般的に「斤(jīn)」が使われます。一斤は500gです。斤の下の単位は「両(两 liǎng)」で一斤=十两、つまり一两は50gです。また一斤の半分を「半斤」と言います。250gです。
なので例えば茶葉を50g購入したいときは「一两くれ」と注文します。また中国語で数を数える時、二を「两」と言いますが(两个人、两匹马など)100gを「两两」とは言わずこの場合は「二两(èr liǎng)」と言いますので注意してください。
店によりますが麺の量なども重さで注文することがあります。個人的な感覚では二两=少なめ、三两=普通、四两=大盛り、という感じです。餃子も一般的に重さで注文しますが、餃子だと三两=ちょっと少なめ、四两=ちょっと多めという感じです。
なお新疆と雲南、あと確かチベット(記憶が曖昧ですが)は斤ではなく「公斤(gōng jīn)」という単位を使います。一公斤=1kgです。公两という単位はなく、細かく注文するときは「克(kè)」を使います。一克=1gで100gであれば一百克、一两は五十克です。半公斤は使えます。
西安のお茶市場に並ぶ様々な茶葉 |