<宿泊>
中国の宿泊施設にはランクがあり、一番低ランクの(もちろん一番安い)「旅行社」や「招待所」という施設は、法律で外国人を泊められないことになっています。まあこういうところに泊まるにはそれなりの経験とそれなりの中国語力とそれなりの覚悟が必要なので、ここでどうこう説明はしません。逆にそういうところには普通は泊まれない、ということを覚えておいてください。
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上海の招待所。お世辞にもきれいとはいえないところが多い
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雲南、雨崩村の旅館みたいなところ
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外国人がすんなり泊まれるレベルの宿泊施設だと(宾馆とか饭店という名前になります)、二人部屋で安くて一泊80元くらいからになります。もちろん都市の大きさによります。ちなみに日本人的感覚ではあり得ないことですが、ホテルなどの宿泊料は値切ることができます。というか四つ星ホテルとかでもない限り値切るのが普通です。レセプションに料金表が貼ってありますが、あれはまったくあてになりません。時期や混み具合によりますが、正規料金の1/3から1/4くらいまでは簡単に値切れます。チェックインの前には必ず価格交渉をしてください。
ちなみにこの上下にリンクを張ったような、極端に田舎の旅館は外国人でも簡単に泊まれます。そもそもチェックインとかそういう概念が無いので、お金さえ払えば誰でも泊まれます。
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カナスの图瓦族村で泊まった家
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カナスで泊まった图瓦族の包(パオ)の中
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個人的なおすすめはユースホステルです。今では中国でも大概の大都市にユースホステルがあります。ネットで事前に場所と値段を調べることができるので、荷物を担いでうろうろとホテル探しをしなくていいので便利です。また英語をしゃべれる従業員が必ずいて、旅行社機能も持っている(ツアーの予約や鉄道、飛行機チケットの手配など)ので、特に中国語のできない人には便利です。また大概のホステルにはインターネット設備があり(WiFiだったり、有線の端末だったりいろいろですが)、しかも値段の割に清潔なので(特にトイレとシャワー)、外国人旅行者には特に便利だと思います。旅行好きな外国人や中国人がたくさんいるので、そういう人たちと交流するのも楽しいです。ただしユースホステルの宿泊料は値切れませんので注意してください。
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上海のユースホステル。人民広場の近く
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丽江のユースホステル。東大街の入口付近にあり至便
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