修正日: 07/07/07
練習問題7
解答編その一 IBの修正
まずはウィンドウのデザインの解説です。最初にウィンドウ上に人間みたいな絵を配置します。やり方は、まずイメージファイルを準備して、ファイルをXcodeのプロジェクトにドラッグして追加します。
それからnibファイルを開くと「Images」のタブにこの絵が表示されるので、あとはこれをウィンドウにドラッグしてあげれば完了、です。
次にスライダーを配置します。必要な部品は以下の三つ。他にも見慣れた部品がいっぱいありますので、それぞれどんなことができるのか、いろいろ試してみてください。
まずは体重計風の円形スライダーから。パレットからウィンドウにドラッグして配置して、「Tools」メニューの「Show Inspector」でInspectorウィンドウを表示し、スライダーの設定をいじります。Inspectorで設定できるのは以下の項目です。
まずデフォルトでは小さすぎるので、「Size」で「Regular」を選択してサイズを大きくします。ちなみに「Type」で「Linear」を選択すると直線のスライダーに変わります。つまり見え方が違うだけで、丸も直線も実は同じクラスなんです。次に「Maximum」と「Minimum」で体重の上限と下限を設定します。テキストと違ってスライダーは限りがあるので、最大値最小値を設定する必要があるわけです。ここでは適当に30kgから120kgにセットしておきました。そして「Current」で現在の値を設定します。これでおしまい。
同様に身長とBMIのスライダーも以下のように設定します。「Size」でスライダーの大きさを変えることができるので試してみてください。
最後にBMIスライダーに数値の目安を表示します。こんな感じ。
使う部品は以下の二つ。区切りを表示させる線と文字です。ちなみに文字はおなじみのNSTextFieldクラスです。Inspectorをいじることでサイズや色を変えたり、編集できるようにしたりすることができます。
で、この値の基準ですが、何を参考にしたのか忘れてしまったんですが、BMIが18未満を痩せ過ぎ、18〜25を標準(22が標準体重)、25〜30が肥満で、30以上を太り過ぎにしてあります。どうやって線や文字を配置するかというと別に特別な方法はなくて、BMIスライダーのCurrentの値を22とか30とかにセットして、ハンドルの位置にあわせて線を移動するだけです。結構面倒くさいのですが、こういう細かい配慮が使いやすさのポイントになることもありますので、面倒がらずにやっておきましょう。
次はいよいよコードの修正です。