プラハ
その五 2/24
どこかの駅に到着。外は雨が降っているようだ。
続けて2/24分。2/23の夜、ポーランドで会うつもりだったJacekからメールが来て、2/26月曜(つまり今日だ)に一度ベルリンに戻るのでベルリンに来てくれ、とのこと。もうチケット買っちゃったよ、ということで、駅に行きチケットの変更をすることに。相変わらず風邪気味で調子が悪いので朝食を食べて薬を飲んで二度寝。大分汗をかいたのでもう良くなるはず。
一時ちょっと前に出立。まずは駅でチケットのキャンセルと買い直し。キャンセル料に86kcも取られてしまった。あとインターレイルパスの日付も変更したかったのだが、価格の一割、1200kcかかると言われたので断念。一日損した。買う前にちゃんと予定を立てなさい、と説教される。
駅から歩いてヨゼフの家へ。そんなに遠くないだろうと思ったのだが二、三十分かかってしまった。まずはランチをごちそうになる。おいしかった。失礼かと思って写真は撮らなかったのだが、やっぱりちゃんと撮っておけば良かった。
その後ヨゼフの部屋で彼の作品をいろいろと見せてもらう。西安時代のビデオなども。写真も良いけどビデオも良いなあ。記憶が鮮明に甦る。
五時くらいにコーヒーブレイク。ケーキーとコーヒーをいただく。ヨゼフのお父さんといろいろと話をした。例によって一番説明しにくり宗教の話で盛り上がる。欧米人はどうしてこうも宗教の話をしたがるんだろう?一番の諍いの元なのだが。それとも「日本人の宗教観」という点に興味があるのかな?ヨゼフはさっさと話を切り上げようぜ、という感じだったけど、何の話題にせよ他の人と話をするのは楽しいので、結構長いこと話をした。俺の旅行にも興味を持ってくれたので俺のページを紹介して、いろいろ写真を見てもらったり。英語でキャプションを付けた方が良いよ、と言われたのだが、時間があったら確かにやりたいなあ。あと外国の友人向けに日本の写真を集めたページも作りたい。
ほどなく夕食。夕食はサラダとパンにチーズやバターなどの割と簡単なもの。でも旅行中の身としてはとてもありがたい。
十時くらいにホステルに戻る。メキシコ、フランス、アメリカの三人はこの夜もクラブに出かけていき、その後に帰って来たドイツ人となんやかやと話をする。ドイツでは男女同室のドミなんて絶対に無いのに、レセプションでは何も言われなかった、一体どういうことだ、と怒っていたのだが、そんなこと俺に言われてもねえ。
その人はビールの醸造職人ということでお酒の話をいろいろと教えてもらう。中でもバドワイザー(→)の起源の話が面白かった。バドワイザーといえばアメリカだが、実はチェコ起源なのだという。アンハイザーさんとブッシュさんが元々チェコでビール工場を設立しバドワイザーという名前をつけたのだが、後に二人がアメリカに渡って向こうでも同名の工場を設立したものだから、チェコとアメリカに二つのバドワイザーが出来て、裁判でずっと戦っているんだ、とのこと。彼曰く、アメリカのバドワイザーは安物で味もひどいが、チェコのバドワイザーは良いビールだ。一度試してみよう。
日記の整理をしようしようと思いつつ、この日も話し込んでしまって何も出来ず、一時くらいに就寝。
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