西安へその一 7/15
昼寝して起きたところ。20時間電車に乗っているけど外は相変わらず沙漠である。中国は広い。 軟臥の4人用コンパートメントは同じく西安(正確には一つ手前の咸阳)行きの男性と女の子と自分の三人である。詳しく聞いたわけじゃないけどウルムチに住む女の子(十歳)がおじさんの家に遊びにいく、ということらしい。小学校ももう夏休みに入っているのかな?しばらく日本の話などをする。 女の子はドラえもんの漫画を持っていて(女の子らしく?静香編・・・しずかちゃんがメインの短編を集めたもの)、中国でも子供はみんなドラえもんを見ているとのこと。おじさんには「蜡笔小新も日本か?」(クレヨンしんちゃん)と聞かれたんだけど、この二つが日本の二大子供アニメという感じなのかな?一休さんも人気あるらしいけど、ウルムチの市場で店に貼ってあるのを一度見ただけだなあ。 あと何を書くことがあるかな?そうそう今朝八頃敦煌の玄関である柳園に着いたんだけど、予想以上の田舎駅だった。町の方も推して知るべし。嘉峪関からは、本数も多いしバスの方がずっと便利そうだ。 やっと全行程の半分ちょっとを過ぎたところ。長い。
昨日のことをいくつか。 夕食は金昌駅で買った盒饭3元とイカそうめんみたいなの2元。盒饭は唐辛子ばっかりでご飯に唐辛子を乗せて食っているような気分になった。辛い。イカそうめんというかこんにゃくみたいなので、聞いてみたら確か涼皮といわれたような気が。こんにゃくみたいな面みたいなのにからし醤油みたいなのをかけて食べる。この辺の名物らしい。 ちなみに同室のおじさんは食堂車に女の子を連れて行こうとしたのだが、女の子はどうしてもカップラーメンが良いと言って聞かなかった。中国でも子供はカップラーメン好きらしい。旅行でもないとなかなか食べる機会はないだろうし。 そうそう、食べる気はなかったんだけどせっかくだから食堂車に行ってみた。割と本格的な中華が出ていたけど値段は普通の食堂に比べて若干高かった(ちょっとした炒菜で16元とかご飯2元とか)。まあ無茶苦茶高いということはなくて、食堂車ならそんなもんかなあ、という感じだけど。 食事したらiBookで写真を二人に見せる。女の子は何の写真でも良かったみたいだけど、おじさんんからは日本の写真をリクエストされた。そうだよなあ、中国人に中国の写真を見せても仕方ないよなあ。といっても東京の銀座や新宿の写真があるはずもなく、富士山の写真や桜、あと結婚式の写真などを見せた。和服とか京都の写真でも準備しておくべきだったな。 今日の歩数 ほとんど0 トイレとの往復くらいだ。 おまけ 沙漠に落ちる夕陽
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