再びウルムチその五 7/13
ウルムチの夜といえば屋台村。ということで砂鍋なんだけど、空模様がなんだか怪しい。雨降らなければいいけど。ここは前回の滞在で顔を覚えられたみたいで、日記書いてたら近くの屋台のおばちゃんに「あら、帰ってきたの?」と声をかけられた。ついでに砂鍋屋の姉ちゃんに「ちょっと、この人日本人なのよ、日本人」とか説明してた。姉ちゃんは「あ、そう」みたいなそっけない感じだったけど。 今日は結局北京時間で10時にウルムチに到着(沙漠の朝焼け)。都合22時間のバスの旅であった。バス停からまずはバスに乗って駅へ。一度バスの方向間違えて駅と反対方向へ行ってしまった。今日はたぶん自分の間違いだけど、ウルムチのバス停は往々にして嘘を書いてある(というか古い)ので注意が必要である。明日の西安行きのチケットはなんとしてでも取らなくてはいけないので、本当は旅行社で手配をしようと思ったんだけど、ウルムチは旅行社が少なくて結局自分で窓口行って買うはめになった。予定していた二本の列車が両方とも硬臥無しで、うち一本だけ軟臥があった。・・・639元。高い。その場で死のうかと思った。でも飛行機だと2000元するみたいなので(1000元くらいじゃないかと思ってたんだけど、さすがにウルムチ、遠い)それよりは大分ましだけど。それにしても電車のチケットを買うのは半日分くらいの体力を消耗してしまう。疲れる。 そこからバスを三本乗り継いでユースホステルへ。一晩35元。細かい金が無かったんだけど、それなら押金はいらないということになった。中国で押金無しで泊まるのは初めてだ。
今日はいつにもましてお腹が痛い。昨日は頑張っていろんなものを食べちゃったからなあ。まあ今度の移動は電車、それも軟臥だからいつでもトイレに行けるので大丈夫だろう。それにしても最初にウルムチについてから今日でもう十日になるけど(ずいぶん長い時間をこの辺で使ったものだ)、その間ずっとお腹の調子が良く無い。何かの病気かな? 昨日の続き。ユースホステルにチェックインしたらまず昼食。いつものカルフールの食堂で紅焼牛肉面を頼んだらやっぱりなくて、優質牛肉面に変えられてしまった。まあうまかったけど(5元)。ついでにカルフールで電車に備えてカップラーメン他を購入。駅によって物の値段が結構違っていて、普通3元のカップラーメンがたまに5元くらいしたりするので、あらかじめ準備しておく。 でホテルに戻って久々にシャワー浴びたり、日記入力したり、昼寝したり、メールチェックしたり。19時までのんびりする。午後七時というと日本ではもう夜だが、ここではそろそろ夕方だな、という感じである。 このままホテルにいるのもつまらないので、バスで国際大バザールまで行って、付近のバザールを散策する。19:30くらいになるとますます人が増えてきてすごい活気である。まずはアイスクリーム2元を購入。カシュガルのむやみに甘いソフトクリームとは違って甘さ控えめ(カップ入り)でなかなかおいしい。あとスーパーで例の黑加仑汁ジュースを2.6元で購入。カルフールには一つも置いていなかったのだが、南の方のウイグル人のスーパーにはかなりいろいろな種類が置いてある。更に歩道上の衣服バザールではTシャツを一枚10元で買って、パン市場では小さなミートパイみたいなパン(烤包子)を2個1元で買う。別に何も買うつもりは無かったんだけど、その場の雰囲気であれこれ買ってしまった。 ちなみに国際大バザールの広場では伝統芸能ディナーショーの準備をしていた。値段は書いていないのでよくわからないけど、どうも一人100元くらいみたい(二人の人が200元出してチケット買おうとしていた)。そんなに時間無いのでパスしたけど一人100元だったら妥当な値段だと思う。ただ準備中オアシスとかラップがバリバリかかっていて違和感あったけど。 そこからバスで労働街まで戻っていつものところで肉団子砂鍋6元、串3本で2元、ビール3元。砂鍋はやっぱり辛かった。今まで散々食べ続けた本場の串も今日で食べ納めである。 今日の歩数 20308歩
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