ウルムチ

その二 7/6


7/6 21:28カルフール脇の市場にて

 今日も昨日と同じところで食事。というかビールを飲みにきた。
 今朝は八時起床。ベッドの上で葡萄とかビスケットとかコービーコーラで朝食。外出るの面倒くさい。食べながら写真の整理や日記入力など。
 十時に出発。バスに乗って紅山公園へ。入場料10元で遠眺楼は別途3元。見晴らしはまあまあかな。安いのでまあ良いかなというところ。まだ午前中ということもあって公園内はかなり涼しくて過ごしやすい。多くの地元民がくつろいでいた。楼やの他に「帰ってきたミイラ」とか「諸葛亮の八卦陣」とか射的とかいろいろな出し物や、遊園地の乗り物やいろいろあって、観光じゃなくて地元の人の憩いの場という感じである。
 そこから一度ホテルに戻って中国銀行でお金を下ろす。どういうわけかシティバンクのカードでは下ろせないので、VISAカードで。中国来て初めてクレジットカードが役に立った。シティバンクのカードは口座番号が違うと行ってはねられてしまう(初めパスワードが違うのかと思ってあせったが、どうも口座番号ではねられているようだ)。新彊では使えないのか、カードが磁気かなにかでダメになったのか、よくわからない。成都では使えたんだけど。ウルムチにシティバンクは無さそうだし、西安に行ってから調べることにする。
 そのあとカルフールの近くで食事。近くじゃなくて中の食堂だった。三鮮砂鍋7元。エビ、つみれ、イカ、かになどの海鮮である。海まで数千Kmあるわけだが。とはいえやっぱりうまかった。砂鍋好き。
 ホテルに戻って休憩。ウルムチ市内にはそんなに見所は多くないし、一番暑い時間帯に無理する必要は無い。ホテルのPCで日記をアップしたりメールを書いたり。二時間近く使って八元。日本語のFEPが入っていて助かった。部屋に戻ったら同部屋の中国人が戻っていたので、お互い暇なこともあり二時間近くいろいろと話をする。敦煌の観光についてとかお互いの身の上話とか。六月に大学を卒業して8/1からウォルマートに勤めるらしい。最近確かにそういう卒業旅行の中国人によく会う。敦煌で一緒になったカップルもそうだった。
 彼はこのあとカシュガルに行くらしくて今日ちょうど電車の切符を買いに行ってきたんだけど、全然座席が無くて7/10の分をやっと買えたらしい。やっぱりこの辺はバスが便利である。疲れるけど。
 六時、ようやく涼しくなってきたかな、というところで出発。南門の方へ行ってみようと思ったんだけど、バス停に行ってみたら南門のすぐ先に新彊民街があったのでそっちに行ってみる。その辺は完全なウイグル人の街で、ウイグル語しか書いていない看板もある。夕方になりそこかしこがバザールになっていて、いろいろな果物(各種瓜や桃、李広杏など)や、いろいろな種類のパンを売っている。焼きたてのうまそうなパンを一個買ってみる。2元。ちょっと高いなあと思ったら、パイのような肉入りのパンだった。うまい。あと道ばたで売っていたヨーグルトも食べてみる。ちょっと酸っぱいけどうまかった。ただ今考えてみると、この辺の環境のこと、牛乳のヨーグルトじゃないような気がしないでもない。味は牛のものだと思うけど。
 そこからしばらくぶらぶらしてバスで一度ホテルに戻る。いやその前に本屋に寄った。本屋の前で新彊の比較的大きな地図を購入。4元。本屋にも新彊の交通地図帳10元があって迷ったんだけど、肝心のクチャと若羌周辺が詳しくなかったのでパスする。でホテルに戻って荷物を置いてすぐにここに食事をしにくる。
 パンとヨーグルトで結構お腹いっぱいだったので、串六本とビールと葡萄で夕食にする。たぶん全部で9元。刀削面とか砂鍋とかうまそうなもの多いんだけど、残念。
 そろそろ帰ろう。
 今日の歩数 37911歩


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