上海〜蘇州

その一 5/28


5/28 11:10ユースホステル

 7時起床。昨日遅かったわりに今日は結構早く起きれた。中庭でしばらくポッドキャストを落として(とにかくNBAだけは見たい)朝食。いつもの公園の近くで包子一個と豆乳1.7元。たぶん包子が0.7元。昨日は夜ずっと飯食ってたので今日は軽めに。お腹の調子もいまいちだし。
 四川料理はそんなに辛くなかったのになんでかな?と疑問だったんだけど、その前に唐辛子をそのまま二本食べたせいかも。
 牛肉包子はおいしかった。豆乳はその場の絞り立ての生暖かいやつ。
 ホテルに戻って前日分の写真の整理とアップ、時刻表のチェックなど。この三日歩きづめだったので今日の午前中はゆっくりする。一週間程度の旅行だと毎日頑張ってあちこち移動するけど、今回は長丁場だから、緩急を大切にしないと。


5/28 13:33上海駅駅前広場にて

 これこれ。アジアの旅行はこれがあるんだよなあ。14:50の電車まで一時間以上ある。時刻表見ると蘇州行きの電車なんていくらでもあるので事前に買わなくても大丈夫だろうとタカをくくっていたのだが、実際来てみると「没有」直近の三、四本は全部売切れで買えたのは14:50の新型空調車软座22元。普通の硬座が5.5元なので実に4倍。まあ近いから大した問題じゃないけど、今度からはちゃんと事前に買っておく事にしよう。
 ホテルで時刻表見てたら12時過ぎたのでそろそろ準備しようかと思ったら、カードキーが使えなくなってちょっとあせった。12時がタイムリミットになっているらしい。意外とハイテクである。部屋の中にまだ人がいたので問題は無かったけど。準備をまとめてお別れをしてメールアドレス教えてチェックアウト。いろいろと勉強になりました。
 バス停の近くで食事。辣肉面5元。うまかった。そんなに辛くはない。バス2元で上海駅に来て、窓口で大騒ぎして切符買って、日記を書いている。蘇州はバスもあるという話だったのでバスにしようかとも思ったのだが、場所が分からないのでやめた。
 今13:47。する事ないなあ。本でも読んでるかな。


5/28 14:36苏州行き列車内にて

 検察、荷物チェックを受けて駅構内へ。広場に負けず劣らずここも混んでいる。入ってみるともう列車が来てるみたいなのでさっさと車内へ。软座に乗るのは初めてなのだがさすがにきれい。日本のグリーン車クラスかな?ノートパソコン置けるくらいのテーブル付き。車内に入ると自分の席に人が座っててちょっとびっくり。別のところにも同じ番号があるのかと思ったのだが無さそうなので聞いてみるとあっさり立ち上がった。つうか立
ってる人が結構いるんだけど、全席指定のはずなのになんで?
 前の方で激しくけんかしてる。怒った中国人女は怖い。

 ・・・けんかは更にヒートアップしてばしばし叩く音まで聞こえてきたのでようやく乗務員が仲裁に入って終了。
 ・・・14:50(たぶん)列車が出発。再见上海。


5/28 19:47苏州太监弄のレストランにて

 疲れた。毎日の事だが。


5/28 22:19苏州のユースホステルにて

 さっきレストランで書こうと思ったのだが、すぐに飯が来て、食べ終わったらすぐにだされてしまったので何も書けなかった。食事はうまかったのだが。
 列車は定刻よりたぶん少し遅れて到着。駅前で地図5元を買う。地図を見てたら客引きが寄ってきたのでバス停を教えてもらい(なかなか親切である)、バスでユースホステル付近まで移動。バス停から10分くらい歩く。バス停自体はもっと近くにあるのだが、駅から直で行けるのはないっぽい。途中で道を間違えつつも、なんとか到着。ドミとりあえず2泊で40元×2。ドミはこぎれいではあるけど上海に比べると大分落ちる。6人部屋。安普請なのか会場で人が歩くとがたがたと音がするし、ロッカーも俺の重い荷物を入れるとみしみしと今にも潰れそう。
 荷物を置いてさっそく探索へ。街は至る所に河というか水路というか堀というかドブというかがあって、とても風情がある。上海とは全くの別世界。とりあえず沧浪亭へ行ってみるが17:30をまわってちょうど閉まるところだった。門の前できれいな女性が記念写真を撮っている。結婚記念かなにかだろうか。
 そこから观前街へ。そこが蘇州の目抜き通りらしい。上海の南京路みたいなところ。ぶらぶらしつつ通りのちょっと裏に入ると、小さな店がたくさん並んだ市場になっている。ここもいかにも中国っぽい。ホテルにはサンダルが無いようなので(実際にはあった)10元で購入。喉が渇いたので雪碧(スプライト)3.5元も。
 歩いていると传统小吃「麦芽糖」というのを発見した。こういうのは逃さずチェックしないと、という事で5元で購入。飴を小麦で固めたもので、かなり固くて甘い。昔はこういうのがごちそうだったのか、お茶に砂糖を入れる中国人向けなのか、少なくとも今の俺にはちょっと合わない。まあ何事も経験という事で。そのあと街の東側の公園に行ってみようかと狭い路地を歩いて行ったのだが、次第に暗くなってきてタイムアップ。この路地の中で真っ暗になってしまったらやばいとかなりあせったが、真っ暗になるぎりぎり手前で路地を抜けることができた。そういえば途中、沧浪亭で写真を撮っていた人たちに再び遭遇した。すごく偶然。
 そのあと再び观前街に戻り、すぐ裏の「美食街」と名付けられたで食事。確かにいろいろなレストランがある。その中で蘇州食小吃のレストランへ。中に屋台みたいのがいろいろあって自分で選んで食べるシステム。その時上に判子を押してもらって最後に精算する。料理自体は選択してから作り始めて(揚げたり茹でたり蒸したり)従業員が運んでくれる。食材を実際に自分の目でみて選択できるというなかなか良い方法である。日本でやってもよさそう。ワンタン(10個入り)と魚一匹と肉の揚げ物各1。中国でときどき「饂飩」みたいな文字を見かけて一体なんだろうと思っていたのだが、どうやらワンタンらしい。
 魚は小骨が多くて食べにくかったが、味はうまい。ワンタンもいい味。全部で15元。ここはお薦め。
 で、バス(1元)でホテルの近くまで移動し(バス停からホテルまでは3分くらい)、バス停の近くのスーパーでビールと水を買って(5.2元)帰る。ビールはパイナップル果汁入りの甘い500ml缶。本当に変なものが多い。味は?一回試したらもう十分。
 シャワー浴びてビール飲んで日記書いて入力して写真を整理して寝る。
 今日の歩数・・・20454歩 蘇州まではほとんど歩かなかったからな。
 それにしてもベットもちょっと動くと左右にすごくひずんでちょっと怖い。今二段ベットの下なんだけど、ベットが潰れやしないかと心配。


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