シェムリアップ

その三 12/7


12/9 6:06アンコールワットで朝日を待ちながら

 12/7。アンコールワット。朝なぜかドライバー交代。昨日のドライバーは日本語をしゃべれたんだけど、俺が日本語を使いたがらないので、別の日本人を捜しに行ったのかも。日本語を学ぶ努力は評価するけど俺は海外で外国人と日本語でしゃべりたくはない。
 まずはアンコールワット地域の入口でチケット購入。三日券40ドル。写真入り。チケットを買ってアンコールワットを横目にまずアンコールトムへ。広い。南門から中央のバイヨン寺院までかなり走る。歩きではかなりきつそう。象に乗って移動している人もいる。
 バイヨン寺院の前でバイクを降りて近くを散策。バイヨン寺院パブーオンブリヤ・パリライ象のテラス癩王のテラス王宮広場、などなど。岩山のごときバイヨン寺院にまず圧倒され、次から次へと続く遺跡の数々に驚くばかりである。よくもまあこんなにたくさん作ったものだという感じ。感心するというかあきれるというか。
 三時間半くらいあちこちうろうろしてから再びバイクで移動。アンコールトムの南門で一度停まってからいよいよアンコールワットへ。西門でバイクを降りて歩いて入る。


12/10 7:20バンコク行きバスを待ちながら

 七時発のバスなのだが、なんだか遅れている。ベトナム、カンボジアの旅行者用のバスはわりと時間に正確なのに、ちょっと珍しい。それにしてもカンボジアはハエが多い。
 12/7の続き。まずは第一回廊のレリーフをぐるっと一周見て回る。ただこの辺になって胃が何やらパンパンに張って、すごく気持ちが悪くなってしまった。アンコールトムで休憩したとき、ビスケットを少し食べて水を飲んだのだが、そのせいだろうか。歩くのもつらくて、ほとんどレリーフ一つ見るごとに休憩を余儀なくされる。つらいので第二回廊はちょっと見る程度でほとんど飛ばして一気に第三回廊まで登り、そこで大休止。3〜40ほど座り込んでぼーっと中央祠堂の塔などを眺める。
 しばらく休めば良くなるだろうと思っていたのだけど調子は悪くなる一方なので、ざっと第三回廊を眺めてから出口へ向かう。途中第一回廊内側の十字回廊まで来たところで吐きそうになった。西参道を戻る間も2、3回休んでほうほうの体で脱出。バイクタクシーで宿に戻る。
 宿で三時間ほど寝て少しは良くなったので、夕食を食べに外出。2500リエル。普通。さすがにビールを飲む気にはなれず、スプライトを飲んで就寝。
 この日の不調の原因だけど、どうも水じゃないかと思う。朝はパンを少々、その後口にしたのはビスケットだけ。ビスケットはあとで試しに食べてみたら特に問題無かったので、水としか考えられない。近くで1500リエルのちょっと安いのを買ったんだけど(他は大体2000リエル)水道水でも入っていたのかな?その後その水を飲むのをやめたら問題は再発しなかったし。でもなんでだろうなあ。ただの水道水だったら気持ちが悪くなる胃程度では済まないはずだが、蒸留水でも体に合わなかったのだろうか。


前へindex次へ