梅里雪山(雨崩村へ)

その三 11/7


11/9 16:35雨崩村飄々客桟にて

 続けて11/7。
 朝、例によって雪山撮影会。夜のうちにが降ったらしい。その後七人で朝食を食べて流れ解散。それぞれ次の目的地に向かう準備に忙しくてちゃんとお別れできなかった。
 その後前日に酒吧でエコーが見つけてきた雨崩行きの四人と合流して再び七人になって包车で出発。途中梅里雪山の主峰カワグボ峰がきれいに見えた。西当温泉まで車で行き、そこから五人は徒歩で二人は馬で雨崩村へ向かう。七人共同でもう一匹馬を借りて大きな荷物を馬で運ぶ。途中大雷が落伍して馬に乗り換え、黄虫(huangchongと言われたんだけどもしかしたら蝗虫かも)は後ろから写真を撮りながらゆっくりと、俺とエコーと好人の三人は一緒に徒歩で登山。二回目の休憩地点でカップ麺を昼食に食べ、たぶん三時間くらいで丫口、頂上(正確には峠かな?)に到着。このあたりは雪が結構残っている。ここまではずっと相当きつい上り坂でどうなるかと思ったけど、後は一路下りでわりと楽に雨崩村に到着。午後五時くらいかな?徒歩者之家というところに宿を取る。一人20元。ここは客が多くなんだかガタガタしていていまいち落ち着かない。
 その後七人で上雨崩村へ行き夕食。
 ・・・かまどの前に移動してきて続き。
 エコーが道ばたで畑仕事をしている人に声をかけて、彼らの家で夕食をごちそうになる。藏族の普通の食事。白菜と大根のスープはあっさりしていて日本風な感じでおいしかった。エコーの口には合わなかったみたいだけど。その後青稞酒を飲んで歌を歌ったり踊りを教わったり。日本の歌を歌えと要求されたんだけど、歌おうとしても歌詞がなかなか出てこないもんなんだよなあ。それらしいものを二、三曲は歌えるようにしておかないと。あと大雷がやたらと歌好きでずいぶん歌っていた。なかなかうまい。青藏高原とか拉萨酒吧とか。そこらの農民に声をかけて押し掛けるというやり方は強引過ぎて好きじゃないけど、結果としてはすごく楽しい一晩だった(また雨崩村にはそもそも食堂なんてものは存在していなかった)。一人10元食事代というかお礼を出す。一緒に酒を飲んだ二人のラム(美麗という意味らしい)は明日も来てくれとしきりに誘ってくれた。本当に人が良い。まあテレビどころか電気も通っていないところだから(自家発電してるみたい)、こういう客が来るのは彼らに取って大きな娯楽の一つなのかもしれない。
 ただし帰りは真っ暗で(この村は道も電気も通っていない)ちょっと怖い。
 今日の歩数 21490歩 19.34km?


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