梅里雪山(明永氷河)

その二 11/6


11/6 20:09飞来寺の酒吧にて

 今日は七時起床。昨日の夜は雪が降っていて天気が心配されたんだけど見事に晴れてくれた。5人で車をチャーターしてまず飛来寺へ。
 飛来寺では梅里雪山が見事に見えた(朝焼け雲海なども)。聞くところによるとここに三日滞在しても見れないで帰る人も多いのにわれわれは幸運だ、とのこと。以前十一人の日本人と六人の現地人がここで遭難したらしくて、この山は日本人を嫌っている、と言われているらしい。晴れたところを見るとお前は良い日本人らしい、と褒められた。
 飛来寺では梅里山庄というところに宿を取る。一人25元。なかなかきれい。荷物を置いてここでエコーの友達シャオユエンとその友達アレックス(広州人)と合流。七人で明永に行く。
 明永周辺の門票30元。学割15元。明永の村で昼食をとった後、11時過ぎに山登りを開始する。欧阳哥夫妻は馬で、その他五人は歩きで登山。二時間ほどで太子庙に到着。そこからさらに二十分ほど登って氷河に。大きいけどなんか汚い。黒い。白や青の氷らしい色はちょっとだけ。欧阳哥の話では前回来た時はもっときれいだった、とのこと。季節が悪かったのかな?ただし雪山や途中の紅葉はとてもきれいだった。中国でこれだけの紅葉を見れるとは思わなかった。観氷河台では三人組と二人組の中国人と話をする。下りるときには日本人のツアー客もやってきた。こんなところにまでツアーが来るなんて驚きである。
 下りは夫妻と大雷が馬、俺は歩き。下りはすごく早くて楽だった。たぶん一時間くらい。車で飛来寺に戻り、俺ら五人と氷河台であった三人組と、彼らの司机と9人で食事。


11/9 16:26雨崩村飄々客桟にて

 外からは風の音、鳥のさえずり、馬を追う声、薪を割る音などが聞こえてくる。
のんびり横になって疲れを癒しているととても気持ちが良い。反面こんなところにまで押し掛けてきて彼らの生活を乱してしまって申し訳ないという気持ちもある。
 四日分近くたまっているので簡単に。
 11/6食事をした後部屋に戻ってiBookを開けてみたらなんと無線LANがあったのでメールを読んだり書いたり。こんなところでネットに繋げるとは思わなかった。その後隣の酒吧で映画鑑賞。何かと思ったら梅里の主峰カワグボ峰で京大の登山隊11人と現地のポーター6人が遭難した話だった。中国人に混じって観賞したけど、なんだか日本人のせいで現地の人が巻き込まれて死んだみたいな作り方で、見ていて何となく決まりが悪い。
 その後雪山の夜景を撮影したりなんだりで12時くらいに就寝。
 今日の歩数 22833歩 20.54km?


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