飛来寺〜昆明
その四 11/11
やっと今日の話。
今日は七時起床。荷物をまとめて一階で酥油茶を沸かしてもらって、昨日買っておいた大餅で朝食。八時頃にエコーの部屋に取りに行ったのだが、小リンと二人してまだ寝ていた。昨日七人で食事した時、今日は七人で包車でシャングリラまで行こうという話だったのだが、九時になっても一階には大雷しかいないし、エコーは外に行ったというもののちっとも帰ってこないし周りを探しても見つからないので、さすがにしびれを切らして一人で徳欽に行くことにする。外をうろうろしていたら徳欽に帰るタクシーが見使ったので、そそくさと小リンと大雷に別れを告げて出発。一生懸命辺りを探したのだが結局エコーは見つからず、お別れすることができなかった。シャングリラで出会って八日間も一緒にいたのに最後に別れを言えず残念。まあメールアドレスを知っているので連絡はつくけど。
二十分ほどで徳欽に到着。10元。
なかなか日記書きが追いつかない。
徳欽ではまずCDを購入。シャングリラ以降さんざん耳にした青藏高原、拉萨酒吧などが入っているやつ。2枚組で15元。ちゃんとしたパッケージのわりには安かった。
バス停には10:30に到着。11:00の昆明行きバスにうまく乗ることができた。30分遅れたらかなり面倒なことになっていたかもしれない。徳欽からシャングリラへの道のりは危険ではあるものの風景がすごく美しい。延々と峡谷の道を走り、険しい山の斜面に建てられた藏民の小さな村々をいくつも過ぎて行く。途中白芒雪山を通る。軽く吹雪いていた。景色は素晴らしい。
シャングリラの手前で昼食。8元。茄子の炒め物。なかなかうまかった。店の前でみかんみたいな黄果を購入。三個で2元。酸っぱいけどおいしい。
シャングリラを過ぎて7時くらいに夕食。豚肉の炒め物、これはいまいち。あと涼菜を一つ頼む。13元。どういうわけか昼も夜も俺の料理は一番最後に出て来て、バスに乗り遅れないようにかなりあわてて食べなくては行けなかった。体に良くない。ちなみに中国の長距離バスは、「飯だ〜」と言って車を停めるだけで、何時発とも何分停車とも言わないので結構困る。
夜、暗くなって日記も書けなくなったので、音楽でも聴くか、とiPod shuffleを取り出したら、どういじっても音が出ない。ここ数日マウントできなくて変だとは思ってたんだけど、壊れてたのか。でもなんでだろ。神瀑で水に濡れたせいかとも思ったけど、前に麦茶の中にすっぽり落ちても大丈夫だったからなあ。ラサで広州佛山の大姐が言ってたけど、MP3プレーヤーにも高山病があるんだろうか?
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