コチャン

その二 12/12


12/14 12:26食堂にて

 体中が痛い。
 おととい。ほとんど何もしていない。朝八時半、さっそく砂浜へ。ほとんど誰もいない。本を読んだり日記書いたりで泳いだり。
 昼。砂浜から上がってしばらく歩いたところの食堂で昼食。35バーツ。おいしかった。再び砂浜に戻り昼寝したり泳いだり本を読んだり。
 夕方、日が傾いてきた頃に部屋に戻りiBookを開いてメールを書きまくる。主に中国語のメールなんだけど電子辞書がないのでかなり苦労した。辞書使わないで書くとほとんど勉強にならないんだよなあ。日がくれて昨日と同じWiFiレストランで食事。100バーツ。ここも料理がおいしい。で宿に戻ってメールを読んだり写真を整理したりDVDを見たり。
 この日ビーチでは北杜夫の『白きたおやかな峰』を読んでいた。太陽かんかん照りの青空のビーチで雪山登山の小説を読むのも変な話だが、十分に面白かった。ストーリーテラーの視点が全然定まらないこの小説の形態はどうかと思うが、それでもすごく面白い小説だと思う。今度は冬のシベリアで『輝ける碧き空の下で』でも読むかな。
 問題はこの日『白きたおやかな峰』を読み終えてしまって残りが『燃尽きた地図』一冊になってしまったこと。本が無くなってしまったらどうしよう。来る前は「最悪ロンリープラネットでも読むか」と思ってたんだけど、これは砂浜で枕として使っているので読むこともできない。バンコクまで戻れば英語の雑誌とかいくらでも手に入るだろうが・・・。最悪『挪威的森林』(中国語版『ノルウェイの森』)に辞書無しでチャレンジするか。


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