九寨溝その二 6/21
今日は6:10起床。七時に朝食に集合なんだけど、集まらない。食べ始めは7:20くらいかな。バイキングかと思ったら普通の食事だった。お粥と包子がメインだけどちょっと足りなかったかも。 バスに乗るとすでに路餐の準備がしてあった。お粥の缶詰、パックのザーサイ、ビスケット、ウェハース、水という感じ。どうせならティッシュを入れてくれる気遣いがあるとより良いと思う。 バスは他のちょっと高いホテルに停まっている人を拾って九寨溝口の駐車場へ。ここでバスを下りて専門のバスを利用する。観光客で込み合う門の前でチケットを配布される。門票が220元でバス代が90元。ツアー代の半分くらいになる。この先ガイドが先導するのかと思ったらそういうわけではなく、自由行動で16時半に駐車場に戻ってこいとのこと(17時出発)で福田さんと二人で出発。まずバスに乗ると九賽溝のY字の左の奥に移動する。長海、原始森林、五彩池と見学。天気は入場するまでは曇りだったが、バスを降りる頃には雨が降り出している。長海と五彩池は写真で見る九賽溝のイメージそのままである。青い透明な水が広がっている。日本でいうとちょうど忍野八海をはるかに巨大にしたようなところといえば良いかも。結構感動した。原始林に関しては日本で見慣れているので特に何とも思わない。 そこからバスでY字の反対の奥へ移動する。Y字の下からスタートして左奥へ、そこから三叉路まで戻って右上へ、右上から下へというのがバスのルートらしい。そこから箭竹海、熊猫海、熊猫海瀑布、五花海、孔雀河道、金鈴海、珍珠灘瀑布、諾日朗瀑布、老虎海、樹正瀑布、火花海、双龍海、臥龍海、廬葦海、盆景灘と、歩きとバスで見て回る。不思議な色の湖と、大きな滝と、清流の連続である。ちなみに箭竹海はチャン・イーモウの『英雄』の撮影の舞台となったところである。この辺で雨もやみ途中からは太陽も出てきた。そういえば朝からかなり寒かったのだが、太陽が出るとTシャツでも暑いくらいになる。 露葦海の途中で門行きのバスに乗れるはずだったのだが、バス停などどこにも無くて、歩道の無い車道を20分近く下るはめになる(途中で福田さんは先にかえったので一人で歩いた)。16時半の集合にかなり遅れるかも、と一生懸命歩いて16時半ちょっと過ぎに駐車場まで帰ってきたのだが・・・17:30現在現在で戻ってきているのは6割くらいである。 待っている間に香辣味の牦牛(ヤク)の肉を買った。一斤50元で三両分15元。結構おいしい。
バスは結局17時半過ぎに出発。何人か戻ってきてなかったんだけど経緯はよくわからない。17:40くらいにホテルに着いて18時に夕食。18:40に出発して少数民族(羌族とチベット族)の伝統芸能公演を見に行く。休んでいる暇がない。
とりあえず昨日のまとめ。 公演は19:15から21:00くらいまで。内容はまあまあかな。退屈することはなかったけど180元ではいかにも高いと思う。60元くらいなら満足じゃないかな。今朝の朝食で話をしていた中国人もつまらなかったと言っていた。ただ最後に観客参加の綱引きみたいなの(ただし綱を股間に通す)はかなり盛り上がった。ガタイの良いアメリカ人が優勝したんだけど言葉が全然通じなくて(中国人の英語もいい加減で通じていなかった)かなり面白かったかな。あと女性の歌手の歌はよかった。 もう一つ、中国人のコンサート鑑賞マナーという観点でも結構面白かったと思う。歌手が歌っている間に勝手にステージに上がってチベット族のあのマフラーみたいなのを首にかけて握手したり、ポーズをとって写真を誰かに撮ってもらったり。VCDかなにかで何度か見て知ってはいたのだが、実際に見るとちょっと驚く。 翌日は6:30に朝食なのでホテルに帰ったらシャワーを浴びて荷物をまとめてさっさと寝る。朝から晩まであっちこっちと連れ回されるのでかなり疲れる。 今日の歩数 30982歩
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