黄龍その一 6/22
バスは九賽溝特産品売り場の駐車場に停車中。牦牛肉製品や青稞製品、各種キノコのお茶など。さっき水晶製品売り場で停まった時は実際に買っている人はほとんどいなかったのだが、こと食べ物に関しては本当に金離れが良い。みんなかなりいろいろ買っていた。ここは売っているものは全部試食できるので、試食してまわるだけでも面白いと思う。ここでは結局昨日と同じ牦牛の辛いやつ。これが一番おいしい。ただ値段が結構高かった。昨日の九賽溝口の駐車場近くで買ったのは一斤50元だったのだが、ここでは一斤90元らしい。しかも二両頼んだのに、売り場のねーちゃんが計らないで適当にがばっと入れるものだから多かったみたいで、40元も取られてしまった。あと出口で串焼きも買った。一本1元。ちょっと高い。
今度は漢方薬の店。始めに説明を聞いてから買い物コーナーへ。ここでも結構買い物してる人がいる。冬虫夏草を初めて見たんだけど1g98元という途方も無い値段に驚いた。 ちなみに今日は朝6:00起床、6:30食事。食事は大体昨日の朝と同じ。上海から来た73才のおじいさんと話をする。日本語を少ししゃべれるみたいで、六本木へ行ったとか北海道の空気が良いとか(肺が悪いみたいでバス内でしきりに咳をしていた)。ただ訛りがあっていまいち聞き取りにくかった。で7時ちょっと過ぎに出発して水晶売り場、食品売り場、薬売り場と買い物ツアー中。いつになったら黄龍に着くことやら。今日もホテルの到着は遅くなりそうだ。
ホテルに着いたのが22:20くらい。そこから夕食を食べて明日は6:30朝食。日本のツアーでは考えられない強行軍である。 薬売り場のあと11:30頃に川主寺で昼食を食べてようやく本格的に黄龍へ移動し、13:00に到着。入口で門票200元をもらってここも自由移動。福田さんと一緒に移動する。 黄龍のあの景色は一カ所だけかと思ったら全長4kmのコースの途中に何カ所もあり、水が涸れているところもかなりある。他に滝(1、2)もあり飽きさせない。景色は九賽溝と同じく、写真で見たそのまま。実に美しい。ここは死ぬまでに一度は見ておきたい場所だと行って過言ではないと思う。ただ観光客が多すぎてじっくりと見学することができないのが残念である。 コースはほぼ一本道の山登りで、雪の残る高山に向かって進んでいく過程でいくつもの景観を通過し、最後に黄龍のクライマックスである五彩池にたどり着く。観光の時間も含めて大体登りで3時間、下りで1時間というところである。 ここはかなりの高山で酸素ボンベ(50元らしい)を持っている人も多い。大体半分くらいのグループが持っているみたい。途中には何カ所か酸素バー(氧吧)もあって1元で枕くらいの入れ物分の酸素を吸うことができる。ツアーガイドの小马は最高点は4000mあると言っていたけど、五彩池近くの酸素バーのお姉さんと話をしたら3500mくらいだと言っていた。富士山より高いところかと思っていたらそうでもないらしい。ゆっくり歩いたこともあって高山病のような症状は特になかった。 あと書くのを忘れたが、ここはたどり着くまでの窓外の景色もなかなか見事である。寝ているにはもったいない。 黄龍を17時半に出発して(集合は17時)途中で一回、行きに停車したのと同じ叠湾海でトイレ休憩。トイレ番の人がいなくて1元得したのでその一元で豆腐脳を食べる。ここで確か20時をまわっていて、まだまだホテルには尽きそうにも無かったので。結構おいしかった。福田さんからは枇杷をもらって食べる。そういえば西安で豆腐脳を食べたとき香草をいっぱい入れられてちょっと困ったのを思い出したのだが、四川では香草はほとんど使わないようだ。 そこからバスはひたすら走って22時にようやく茂県に入りホテルに送ってまわる。途中行きの時間から計算して着くのは22時くらいじゃないかなんて話をしていたのだが、まさか本当に22時にまわるとは思わなかった。かなりきついスケジュールである。他の中国人客も皆ぐったりという感じ。 茂県のホテルは九賽溝よりはかなり良い。(ただし7階なのにエレベーターが無い)食事も種類が多いし、部屋もきれいである。九賽溝でもこれくらいだと過ごしやすいのだが。 明日は帰るだけなんだけどまた6時半昼食なのでもう寝る。また買い物に連れ回されるのかな?その分安いんだから仕方ないのかもしれないが。 今日の歩数 21925歩
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