再び成都その四 6/23
今日も6時起床。慌ただしく朝食を食べて出発する。昨日の夕食は九賽溝よりもちょっとよかったが朝食は似たり寄ったりだった。バスに乗ったらまたすぐに買い物コース。牦牛の角製品と宝石類。角の箸(10膳で10元)はちょっと欲しかったんだけど、重いのでパスする。宝石は狭い部屋にたくさんの人を詰め込んで早口でいろいろまくしたてて、催眠商法のようである。
二軒の買い物タイムのあとはバスに乗ってひたすら走る。眠ったり外の景色を見たり。やっぱり結構疲れているんだけどバスの一番後ろの五人掛けシートなので寝づらい。まあ中国の田舎町の風景を見ながらバスに乗るのも悪くはない。 11:30くらいに食事。一人で食べるときに比べてバリエーションがあっていいんだけど味はそんなに良いわけではない。 食べ終わって都江堰に行くかどうかアンケートをとったんだけど意外と少なくて六人だけだった。都江堰で荷物ごと下ろされそうになったので成都まで帰ることにする。他の人も同じようにやめたみたいで、結局寄らないで成都に直接戻った。14時過ぎには成都に入ったんだけど、あちこちのホテルにまわって下ろしてまわるうちに最終的にたぶん15時くらいに北駅に下ろされる。
駅で降りて旅行社の客引きを捜すのだが、奴らはこちらが必要としているときに限ってなかなか見つからない。楽山と峨眉山のツアーに行きたいのだが、直接旅行社に行くと足下を見られて値切りにくいので、客引きを捜していたのだが。 カバンも重いし仕方ないのでユースホステルに戻ってチェックイン。前は一階だったが今回は二階で一段ベッド、風通しも良くて良い部屋である。 部屋に荷物を置いてまずは旅行社へ。九賽溝と同じ旅行社で一泊二日で360元、結構高い気がする。もらった説明書を見ていたら裏側に何とか「の旅」と手書きで書いてあったので旅行社のお姉さんと日本語の話になる。やっぱり一部のひらがなは簡単で良いから、などなど。そのうちに「読めない日本語があるから訳してくれないか」という話になった。かなりかわいいお姉さんだったのでOKしたのだが(いやブサイクなら断るというわけでもないけど)、また日本の歌の歌詞か何かかと思ったら、持ってきたのはなんと化粧品の瓶。「ビタミンCがメラニンの生成を抑制して、日焼けに寄るシミ・そばかすを防ぎます」ってそんなの簡単には訳せないって。ちょっと苦労したけど分かってもらえたのかな?保湿クリームだったんだけど、日焼け止めと勘違いされたかも。要は上海かどこかの人からもらったんだけど、そもそもどんな効果があるのかわからなかったらしい。それは確かに困るだろうな。 もう一つ、以前成都駅前の旅行社の客引きと話をしていた時、今飛行機を使うツアーは無いといわれたのだが、季節的な問題ではなく現在工事中とのこと。今までは成都からしか飛行機がなかったのだが、北京や上海からも直接乗り入れられるように拡張工事をしているらしい。どうりで空港には人の姿がないと思った。もしかしたら今は日本からのツアーもないのかもしれない。 次に武侯祠近くで壊れたカバンの代わり探し。片方の肩ひものバックルが完全に破壊して、背負えなくなってしまったので。武侯祠の向いはユースホステルがあるせいか、アウトドアグッズの店が多いのだが、どれも口が巾着型のばかりで鍵をかけられないので買わなかった。値段も気絶するほど高くて、800元とか1080元などという冗談としか思えないような値札が着いている。文殊院近くの店では似たようなカバンを60元で買えるのに。 そこから白馬寺近くの市場に行ってみるがここは青菜や肉の市場でここも空振り。そこから歩いて駅近くの通りに行ってみると、ここには衣服やカバンや靴の店が軒を連ねていた。何軒かまわってみると、ファスナー型のがあるにはあるけど、どれもバックルが似たようなプラスチックですぐに壊れそう。ということで仕方なくスーツケースにする。95元というところを65元で購入。こういうところは値切りやすい。あと近くでパンツを二枚×二セット購入。24元を20元で。 そこからホテルに戻る前にスーパーで水とお菓子とトイレットペーパーとボディソープを22.9元で購入。ホテルに戻って荷物を置いて夕食。担担面みたいなの2両3元。おいしかった。久々にビールを飲もうと帰る途中にビールを買ったのだが雪花の瓶ビールがなんと2.5元。間違いじゃないの?明日も飲もう。 ホテルの部屋はiBook14inchを使っているご苦労な男の人(アメリカ人かな?)と、イスラエル人の女性二人。久々に英語を使ったんだけど、中国語モードからうまく頭を切り替えられなくて「Yes」の代わりに「対」とか言ってしまう。 今日の歩数 24030歩
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