成都

その五 6/24


6/25 19:23ユースホステルにて

 6/24分を書いておく。
 朝はたぶん7:30くらいに起床。いつものところで小吃を買ってきて朝食。2.5元。iBookをいじったりホテルのPCでメールをチェックしたりして10:30くらいに出発。まずはどこか近くの電車のチケット売り場で27日分の蘭州行きのチケットを買いにいく。成都にはチケット売り場があちこちにある。手数料を5元取られるらしいが、駅のあの長蛇の列に並ばなくて住むのなら安いものだと思う。ところがバスに乗っているとしょっちゅう見かけるチケット売り場が、いざ買おうと歩いていると一向に見つからない。そのうちにバス停についてしまったのでまずは茶店子から都江堰を目指すことにする。
 茶店子のバスターミナルから今度はちゃんと高速バスに乗って都江堰に到着。ところが・・・今度はお腹の調子が悪い。ホテルを出る時から変な感じはしていたものの、朝食の食べ過ぎかなにかだろうと気にしていなかったのだが、昼前になってもよくなら無いどころか、帰って胃がボールのようにパンパンにふくれあがっているような感じがする。都江堰のターミナルの待合室で一時間半ほど休憩するが、気持ち悪くなる一方なのでやむを得ずホテルに撤退することにする。都江堰は三回やってきて三回とも見ることができずに戻ることになった。何か呪われてるのかも。もうあきらめることにする。
 茶店子からバスに乗ってホテルに戻る途中でかなりきつい状態になったが、何とか頑張って旅行社へ行き、翌日出発の予定だったツアーを二日ずらしてもらう。前日だったのでお金取られるかと思ったけど、OK、OKと軽い感じであっさりと認めてもらえた。
 もうフラフラになりながらそこからなんとか頑張ってホテルに戻り、あとはひたすら寝る。疲れから風邪を引いたかとも思ったのだが、夜中にかけて三回吐いたのでどうも食あたりらしい。何か変なもの食べたかなあ?強いてあげればスーパーで買ったドラえもんマークの牛乳みたいなやつかなあ。賞味期限は今年の11月で特に問題は無いんだけど。
 そういえば夜寝る前に隣のベッドのイスラエル人の女の子から「ハルキムラカミは知っているか?」と聞かれた。彼女も好きでずいぶんたくさん読んだらしい。表紙に鳥の絵が書いてあるヘブライ語の本を見せられて何かと思ったら『ねじまき鳥クロニクル』だった(英語で『Wrap up bird Chronicles』とか何とか書いてあった)中国の本屋では何度も見かけてその人気を実感してたけど、遠くイスラエルでも人気があるとは思わなかった。
 今日の歩数 6632歩


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