九寨溝その一 6/20
今日は6時きっちりに起床。荷物をまとめて小吃を買いにいったんだけど、どこも開いていなかった。ホテルに戻ったら福田さんがどこからかかってきていたので包子をもらって食べる。 7時ちょっとすぐに予定通り迎えがくる。バスで来るのかと思ったらミニバンで、それに乗ってバスまで移動。途中でよくわからない停車時間があったのでその間に水とお菓子を購入4.5元。 大型バスに乗り換えてまずは都江堰へ移動して、五分の休憩。その間に更に水三本とクッキーを購入する。九寨溝まで行くと水一本五元くらいに値上がりするので、ここで買っておけとのこと。水は多いかとも思ったが四川では食事中に水が必要になることが多いので。13.5元。この時点でかなり値上がりしている。水2.5元×3とクッキー6元というところか? 途中一回のトイレ休憩を挟んで午後二時くらいに食事。漓江下りの時のような粗末な食事かと思ったら意外と良い食事で満足した。味自体はまあまあかな。 食事後バスは一気に山登りに突入。岷江を見下ろしながらどんどん登っていく。すごく深い谷である。この辺阿唄は長征のルートだったらしい。ただし彼らは攻撃されないように山の上を通ったとのこと。調整の途中でかなりの兵を失ったらしいがそれもそうだろうと思う。 そのあとちょっと寝ている間に叠湾海という湖のほとりで休憩。トイレも1元とかなりの値上がりである。毛の長い動物(ヤク?)やラクダに乗って記念撮影もやっていて結構繁盛していた。 この辺までくると上り坂ではバスのエンジンもかなりつらそうである。
18時くらいに第二ポイントに到着。この辺がたぶん今日の最高海抜近くではないかと思う。ここではチベット族(蔵民)のお寺を見学。ポタラ宮ほど壮大なものではないが、大きな仏像や曼荼羅みたいな掛け軸、例のくるくる回す何とか車もある。ラマ僧のガイドで中を見学。何を言っているのかはほとんど聞き取れなかったんだけど、あの車はただやたらに回せば良いのではないらしい。寺院の中でちゃんとお祈りをして、聖水みたいなのを描けられて、えらいお坊さんに何やら杓のようなもので叩かれてようやく回す準備完了となるようだ(準備完了のことをkaiguanと言っていた)。それも含めて一通り見て回ったら一時間近くかかってしまった。ちなみに中でお布施する時、隣の人に倣って十元出したら白のマフラーみたいなやつを首にかけてもらった。もっとたくさん出すと黄色になって、十元以下ではもらえないみたい。これはお祈りする一般人がラマの高僧の首に掛けるものかと思っていたのだが、必ずしてもそうではないらしい。この辺にはモンゴル族のパオ(ゲル?)もあった。観光用ではなく普通に生活しているようだった。 後この辺ではバスの中から唐代の城壁も見た。ほとんどは修復されたものだが、門のところだけ当時のものらしい。後寺院の近くには飛行場もあった。話をしていて聞いてなかったんだけど、ガイドがこの二人以外の日本人は大体飛行機で来る、みたいなことを言ってたみたいで乗客はこっちを見て笑っていた。 寺院から更に80km走って九時丁度にようやくホテルに到着。この辺はホテルがやたらに多い。観光客は相当多いようだ。 でホテルの食堂で食事。すごくおいしいわけじゃないけど種類が豊富で食べごたえがある。あと一般人向けに合わせているのか、四川風の麻辣な辛さが無いのも助かる。 でホテルの部屋に入ってそろそろ就寝。明日は七時に朝食だ。 今日の歩数 8104歩。ほとんどがバスの振動で3000歩も歩いていないはず。
|