シーサンパンナ
その一 11/13
なんだかんだで今日もいろいろと疲れた。ここしばらくの課題だった足底マッサージを受ける。今日は登り坂で全く足が動かなかった。日に日に足に疲れが出てくる感じ。もう年だな。
今朝は五時に景洪について七時過ぎまでぼーっとする。そこからホテル探し。ユースホステルがあれば簡単なんだけど、どうもまだ無さそうなので招待所とホテルを四軒ほど回る。徳欽では10元でかなりきれいな招待所があったのであれくらいのを期待していたのだけど、25〜35元くらいの部屋しか見つからなかった。値段的に割にあわなかったし(15元くらいなら我慢したのだけど)ちょっと疲れもたまっているので、少しグレードをあげて宾馆を探す。
・・・足裏マッサージ結構痛い。石を押し付けられているみたいな感じがする。痛くないところは全然何ともないんだけど。
二軒ホテルを見て客運站近くの运政宾馆とか何とかいうところに落ち着く。一泊50元。入ってまずはジーパンその他の洗濯。洗濯機が無かったので手洗い。面倒だけど手洗いは結構楽しかったりする。
シーサンパンナは熱帯地域、町も熱帯の雰囲気ということで半ズボンでも良いだろうとジーンズも洗ったんだけど、意外とそんなに暑くなくて、短パンの人なんて一人も歩いていなかったので仕方なく濡れたジーンズをはいて(といってもももから下の部分しか洗わなかったのだけど)出発。
洗濯しながら徳欽で買ったCDを取り込んだんだけど二枚目を読み込むことができなかったので、ホテルの隣の店で代わりのCDを購入。二枚組で13元。隣だから読み込めなくてもすぐに交換できるはず。そのあとこれまたすぐ近くの客運站で野象谷行きのバスチケットを購入。12元。その前にこれもホテルの隣の路地で昼食。ワンタン2元。付け合わせの大根の漬け物がめちゃめちゃうまかった。バスは12:50発で一時間ほど時間があったので景洪の街を散歩。歩いた感じではかなり小さい街である。10年前のガイドにゲストハウスが多いと買いいてあった通りに行ってみたら今は見る影も無く、大きなホテルが何軒も立ち並んでいた。途中玉米饼というのを食べてみる。潰したトウモロコシを蒸したものでそのままの味。4個で1元。そうそう、朝、ホテル探しの途中で竹筒饭1元を食べる。これは結構おいしい。
その後バスに乗って野象谷へ。一時間二十分ほどで到着。下りるのは俺だけ。門票50元、学割で35元。小さな蛇園、猿山、胡蝶園、百鳥園を見学。胡蝶園は色鮮やかな無数の㙊が飛び交っていてなかなかきれいである。百鳥園は桂林の方が面白い。
そこから先はロープウェーなんだけどお金がもったいない(片道40元、往復60元)ので前門まで戻り、公道で後門まで歩いて(15分くらい)後門から入り直す。後門から入ったらたまたま象ショーの開始時間三分前だったのでショーを見学。象の善良そうな目を見ていたらちょっとかわいそうになった。仕事なんだけど。ショーは三十分ほどで内容は35元なら十分という感じ。そこから急いで観象台へ山登り。昨日よりも更に、特に登り坂で足が動かない状態である。途中熱帯雨林の森を通るんだけど、オーストラリアはケアンズでもっと深い森を歩いたことがあるのでそれほどの驚きは無かった。三十分ほどで観象台に到着するも、そこでもそこに到る途中でも野生の象に出会うことはなかった。残念。ホエールウォッチングみたいに見れなかったら金を返してくれると良かったのだけど。
今日はホテルで休むべきかどうか悩んだんだけど、結局出発。昆明でゆっくりできるかどうか少し怪しいんだけど。
11/13分。野象台を出て外の道でバスハント。入口のおばちゃんに聞いたら「すごく少ないけどまだある」と言われたんだけど一時間待っても一本も通らず、仕方ないので二十分ほどかけて高速の入口まで歩く。入口で兄ちゃんに聞くと、もう無いけど高速の中なら見つかる、とのこと。この高速は景洪、思茅、昆明を結ぶ大幹線道路なので見つかることは分かってたんだけど、そもそも高速に歩行者が入っていいものなのかと思ったら、全然OKとのことだった。高速の道ばたで待つこと二十分ほど、昆明ー景洪のバスを普通に止めることができて景洪に戻る。15元。
長距離ターミナルからホテルに戻る途中で民族工芸品市場をぶらつく。ミャンマーの宝石、タイだかベトナムだかの食品、あとなんだか木の彫り物などが多い。例によって牦牛骨头の箸と角の櫛二本を15元で購入。櫛は小さ過ぎて実用的ではないけど、カーブと色合いがきれい。
市場の入口で米線3元を夕食に。めちゃめちゃうまかった。ちょっと感動。今まで食べた中で一番うまい。
疲れがいつまでたっても抜けないので(年だな)マッサージへ。途中処理品のDVDを2枚10元で購入。足湯+足裏マッサージ一時間40元。痛いところは本当に痛い。身をよじって逃げたくなる。体には良いのかもしれないけど、気持ち良くはないような。今回は完全に盲人の男性で、すごくプロフェッショナルな感じがした。
ホテルに戻ってシャワー浴びてビール二本飲んで寝る。シャワーはお湯が出なくて寒かった。
|
|