ハノイ
その三 11/23
昨日のこと。
昨日は結局ほぼ一日街歩き。朝ホステルで朝食を食べて教会を経由して東の方へ歩く。ホアンキエム湖をパスし大通りの向こう側へいくとそこは完全に庶民の町。外国人ツーリストはほとんどいない。人々の生活を眺めながらのんびり歩く。ヨーロピアンスタイル?の建物もどれも美しい。
更に東へ歩くと紅河のほとりに出る。いくつかボートが浮き、野良犬の親子が遊んでいる。港があるのかと思ったけどここではないらしい。更に北へ進みロンビエン橋の通りで西へ戻り、前日夜に引き続いてハノイ36通り旧市街を歩く。途中大きな市場があったので見学。食べ物や服、電化製品などいろいろなものを売っている。干果や海産物、中国産の食品なども多い。入口近くで羊肉串という奇怪なお菓子(?)を発見したので購入。12000ドン。汕头産らしいが中国でもこんなものは見たことがない。あと電化製品コーナーでCDを購入。CDを眺めていたらその店の子供(中学生くらいだと思う)が、これとこれとこれと、と次々に流行ものらしいCDを渡してくる。5枚渡されてそんなにいらなかったのだが、だからといってCDを選ぶこともできず(何しろどれがどんな曲だか分からないのだから)面倒なので全部買う。CD八枚(二枚組が三セットとあと二枚)一枚5000ドンで40000ドン。値段は中国(の海賊版)とほぼ同じである。
そこから南へ歩き途中食べ物市場を発見。昼食にする。冷たいつけ麺ブンチャと揚げ春巻き一個で1万ドン。まあまあ安いしおいしかった。近くで肉を豆腐に挟んであげたもの2000ドンも食べる。これはまあまあかな。海老フライがあったので食べたかったんだけど一個5000ドンと高かったのでやめる。あとパイナップル一個5000ドン。おいしかったけどもうちょっと安いものと思った。
ハノイ36通りをぶらぶらしながらホステルに戻る。現金が乏しくなってきたので銀行を探すも見つからず(手持ちが5万ドンくらい=3ドルちょっとしかなかった)。中国では銀行はやたらいっぱいあったものだが。
ホステルではいつものように食堂に陣取ってCDを読み込んだり日記を書いたり、Sync3のアップデートの準備をしたり。なんだかんだで5時までかかった。
その後フロントでバイチャイ行きのバス停の場所を聞き(ハロン湾へはほとんどの人はツアーで行くようだけど、俺は嫌だ)、時間を確認しに行ってみる。朝15000ドンで買った地図を片手にまず大劇場近くのシティバンクでお金を下ろす。300万ドン。えらい額だが22000円ちょっとである。そこから南へ。始めは良かったのだが、途中から狭い路地に入り込んでしまい、完全に道がわからなくなる。空は真っ暗、周りは外国人どころかバイクタクシーの客引きすらいない、いくら歩いても車の通っている大きな通りには出ず、脇道をのぞいても真っ暗な路地ばかり。路地歩きは好きだけど、この時ばかりはさすがに焦った。
結局30分ばかり歩いて何とか大きな通りに出る。バスターミナルよりも大分南に来てしまった。地図を頼りに再び北に戻る。何度も通りの名前を確認しながら歩くと・・・さっきの路地に出てしまった。どうやらさっきのルート自体は正しくて、ホステルで教えられたターミナルの位置が間違っていたらしい。ホステルでマークしてもらった通りは、地図上では分からないが、バスどころか車も通らないような狭い路地である。一本東側の大きな通りを歩いてみたら案の定、ターミナルはそこにあった。
今日はやることなすことどうもうまくいかない。今トイレに入った時、手で「5」と言われたのでバカに高いなと思いつつ5000ドン払ったんだけど、普通に考えたら5000じゃなくて500じゃないか。失敗した。バカみたいだ。(ただ少し言い訳をするとベトナムでは1000以下の単位はほとんど使うことがないので、500という可能性に思いいたらなかった)
昨日の続き。ターミナルではバイチャイ行きのバスを確認。「ファイブオクロック」朝5時から、「トッティ」トッティ?ベトナム語で時間を示しているのかと思ったら、よく聞いてみると「every twenty minutes」とのこと。まあ少しでも英語が通じるのはありがたいことであるが。
ホステルに戻る途中で夕食。中国の快餐スタイル。肉、魚、エビ、野菜、スープ、ご飯とバランスが良い。魚以外はどれもおいしかった。
ホステルへ戻ってビールを一本飲んで、羊肉串を6本食べて(正直まずい)、iBook仕事をして就寝。2日ぶりにWiFiの流れ電波を使うことができた。一体どういう管理をしているんだか。
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