広州その二 6/8
今朝は八時くらいに起床。雨。 ホテル一階の食堂で朝食をとる。8元のバイキング。炒飯に面に豆乳に漬け物みたいなのに、結構いろいろある。味はまあまあかな。炒飯はうまかったが豆乳はいまいちかも。お腹いっぱい。 午前中はしばらく日記作成と写真の整理をする。これは結構大変な作業である。写真は一枚一枚コメントを着けるようにしているのだが、多すぎて一向に進まない。 10時くらいにフロントに言って部屋を変えてもらう。70元。空調無しトイレ共同。空調無いのは日本で慣れてるし、トイレ共同もドミで慣れてるのでOK。「本当にあんな部屋で良いの?」という顔をされた。まあ部屋は別に良いんだけど、トイレが少々汚いのとシャワーが無いのはちょっと困るな。明日深圳に移動なので一晩くらいはかまわないけど、二日三日泊まる部屋ではないと思う。 12時に出発。地下鉄で黄沙駅へ。4元。広州も地下鉄はかなり発達していて、今4路線あり、別の路線もどんどん作っているところみたい。行き先がわけわからないバスよりもずっと便利である。 チケットは上海とは違い券売機のみ。上海では自動券売機の使い方がわからなくて、画面を見て固まっている人や、みんなで議論している光景を良く見たが、ここではそういうことは無さそうである。切符は上海では磁気カードだったが、こちらは何やらプラスチックのコイン。入る時はコインでタッチ、出るときにコインを放り込むというスタイルになっている。あと地下鉄の列車は何やら未来的な感じできれい。 食べ終わったのでそろそろ出よう。
もう大分遅くなってしまったので鎮海楼は入れないと思うが、五羊像くらいは見ておこうかと思う。あと夕食はそれなりのものを食べたいのだが、まだ腹が減っていないので時間をつぶす必要もある。広州をあちこち歩き回ったけど広東料理を食べるのが一番の広州観光になりそうだ。 地下鉄を下りてしばらく歩くと上十鋪路歩行街である。車は入ってこないのだが雨が降っているのでみんな屋根のある歩道を歩いている。店はやはり衣服が中心。だけどこの暑い広州のこと、せいぜいTシャツとズボン、靴くらいしか無い。 歩いていて適当なビルに入ったところ何やら日本語だらけでびっくりした。その名も東急新天地。東急関係あるのかな?日本人が関係してるとは思えないほどメチャメチャで「ゆけ!ゆけ!オロナイン」とか「日暮里3大テーマパーク百態」とかわけわからない。日本で売っているものをわからず貼っているというわけでもなく、かといってわかって作っているとも思えず、かなり不思議な空間である。地下の本屋では日本の漫画の中国語版が結構置いてあった。また三階には日韓料理「代官山屋」もあった。とりあえず何か日本語が書いてあればカッコいい、ということだろうか? 近くで飯。広州だから本当は飲茶にしたかったのだがちょっと時間が早かったみたい。お茶タイムは2時半からというのが多いようだ。あとそういう店がいっぱいあるのかと思っていたのだが、意外とそうでもない。 広東料理はメニューの名前を見てもさっぱりわからないのでおすすめされるままに注文する。顺德火局鱼头、青菜、广州炒饭、43元。うまかった。お茶も。 食事後再び地下鉄に乗って東山公園へ。公園近くで歩きやすいサンダルを買おうかと思ったのだが、ぴったり来るのが無かった。かなり甲高なので上のバンドがちゃんとしまらない。店の人もそれほど普通話が得意じゃないみたいで、お互い片言の中国語のやり取りになる。
ここから新しいノート。大体2週間で一冊使った。 東山公園付近では結局何も買わないで東山公園へ。雨。観光客もいなくて地元の憩いの場という感じ。ぼーっと鯉を見たり湖面を叩く雨を眺めたりして過ごす。 そこからちょっと歩いて珠江へ。Pearl Riverというが今は濁って増水している。特に何の感慨もない。河の近くの橋の下の公園でぼーっとする。羽根のついた玉のけまりみたいなのをやっているグループがいくつか。あれはなんていうんだっけ? バスに乗って越秀公園へ。鎮海楼はしまっていたが暗くなる前に五羊石像だけは見ることができた。結構大きい。広州のシンボルらしい。近くの明代の城壁跡か何かにも行ってみたが、ここはもう暗くなってしまって何が何やらわからず。 お腹減っていないので頑張ってホテルまで歩いてみるが、歩けば歩くほどお腹が張ってくるような気がして広東料理は断念する。ホテル手前の路地で飯。香菇滑鸡饭5元。何かもわからず頼んだが香菇はシイタケらしい。食べて覚える野菜の名前。これがまたうまい。高い金出さなくてもうまいものを食べれるのが中国の良いところである。 ホテルに戻って水とビール6元を購入し(ビール4元かな?結構高い)部屋に戻って日記。 今日の歩数 12042歩 2万くらいは歩いていると思う。 部屋に戻るとき従業員の姉ちゃんに「この部屋暑いでしょう?」といわれたのだけど、気を使われるとかえってみじめに感じるなあ・・・
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