バンコク

その一 12/10


12/10 19:12バンコク行きバスを待ちながら

 ベトナム、カンボジアと違ってタイは食事が出てくるまで少し時間がかかるようだ。
 今日はまた六時起床。有り合わせのもので適当に朝食を食べて、チェックアウトし旅行社まで歩く。七時集合が7:40くらいまで待たされ、その後乗用車に乗せられて別の集合地点に移動。そこで更に一時間以上待たされて9:10過ぎにようやくバスが到着する。やれやれとバスに乗ろうとしたら、お前はこっちだ、とやっぱり乗用車(もちろんカムリ)に乗せられる。どうもバスの席が足りなかったらしい。ついている。問題は乗用車では本を読めないところだが、未舗装のでこぼこ道ではバスでも読むのは無理そうだ。


12/12 9:51コチャン島のビーチにて

 青い空、緑の海、ガラガラの砂浜、幸せ。タイに来て良かった。
 12/10分。でこぼこ道をカムリはまさに飛ぶように走る。80kmくらい出ていた(同乗のイギリス人は120km出ていたと言っていたが、いくら何でもそれは信じられない)。でこぼこ道をガタガタ走るのはまだしも、対抗のバイクが車の左すれすれをかすめるようにすれ違って行くのはかなり怖い(右側通行のカンボジアでなぜか右ハンドル車だったので、俺が座っていた助手席のすぐ脇をバイクが通過して行く)。そんな感じで11:50頃タイとの国境に到着。ここで車を下り、タイ側のバスチケットをもらって歩いて国境を通過する。タイ側のイミグレで一時間近く並ばされて参った。でタイに入り、バンコク行きのバスが出る店に行き、まずATMで5000バーツ下ろし、ホットドッグ30バーツとアップルジュース30バーツで昼食。乗用車はバスよりもはるかに速くてラッキー、と思っていたのだが、何のことは無い、結局バンコク行きバスに乗るのに二時間近く待たされたので何の意味もなかった。
 バンコク行きはまたもやバスではなく、トヨタのコミューターというワゴン型のマイクロバス。タイは道が良いこともありとても乗り心地がよかった。途中シェムリアップから一緒の車だったイギリス人と話をする。イギリス訛り(というか正当な英語というべきだが)が無くてすごく話をしやすかった。こういう時は俺の英語も悪くはないな、と思う。ボキャブラリは極めて貧困だけど。
 午後六時、バンコク到着。まずはカオサンロードをうろうろして旅行社と安宿を探す。まず旅行社で東京までの飛行機を探すが折悪しく日曜日の夜ということで、値段すらほとんどわからない状態だった。仕方ないのでとりあえずどこか静かなビーチを、と紹介してもらったコチャン島行きの翌日のチケットを購入。400バーツ。ちょっと高いような気もしたが時間が差し迫っていたので仕方ない。宿も何軒か歩いたもののあまり安い部屋が見つからず、どうせ一泊だけなのでシングル250の部屋にチェックイン。外に出てカオサンの周りをうろうろしたあと近くの店で食事。あんかけご飯30バーツ。おいしかったし量も十分。満足。近くのセブンイレブンで水12.5バーツを購入。あと道ばたでオレンジジュース25バーツ(オレンジと書いてあったけど実際はミカン)、部屋に戻り、風邪気味で調子が良くなかったのでさっさと寝る。


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