5/6(日)AM10:11 UA853機内にて
外は見わたすかぎりの雲の海と青い空だ。
今日は朝5:50ころ起床。木村にモーニングコールまでしてもらった。本当に何から何まで世話になりっ放しである<中国に来てから一日4分もずれるうるさい目覚し時計のおかげだ。>。今回の旅行で唯一足りなかったのは目覚まし機能のある時計。インドでC-SHOCKを無くしていらいこういうものが無いのだ。今度までに準備要。<「今度」までにね。>
6:15ころ出発。南門からミニバスで四恵東駅へ移動。1元。四恵東から地下鉄で国貿駅へ。3元。ここから空港行きのリムジンバスが出ている、はずなのだが・・・見つからない。何せ4年前の情報を元に行動しているから仕方がない。時間もあまりないのでタクシーを利用。そこらに止まっているタクシーだが、ちゃんとメーターで走った。空港まで高速(15元)使用で40分もかからなかったと思う。早いものだ。148元+15元。行きの時使ったタクシーは高いと思ったが別にぼったくりではなかったらしい。さもなくば2度ともぼられたか。空港使用料90元を支払い(チケットを買う)木村とお別れ。何から何までありがとうございました。多謝多謝。<こちらこそありがとうございました。食事などおごられっぱなしでした。>
税関はフリーパス。チェックインも開始後大分時間がたっていたらしく並ばずにOK。
・・・機内食が来たので一時中断。
5/6(日)AM10:39 UA853機内にて
機内食をさっさと食べ終え続き。
チェックイン完了。出国カウンターはやっぱり混んでいた。
前は手際の悪い中国人にいらいらさせられるが、今回は気味の悪い日本人ども(おっさんおばさん)の前に並んでしまいうんざりさせられる。思い出しても不快になるだけなので書かないが、ああいう観光客が多いからエコノミックアニマル(元々は悪い意味ではなかったらしいが<昔は「エコノミック」が強調されていたのだがだんだん「アニマル」が強調されるようになってきたようだ。このとき見たのも「アニマル」>)とか黄禍とか呼ばれんじゃないかと思う。
出国はスムーズに進みセキュリティーチェックもOK。トイレに入って搭乗ゲートまで行くとすぐに搭乗開始。あっという間だったと思う。機内では今キューバ・グッティングJrとロバート・デ・ニーロの「ダイバー」(とかいうタイトルだったと思う)をやっている。日本では未公開だったはず。
そういえば中国の観光バスはVCDで映画をかけるが、「男はつらいよ」がよくかかるらしい。ついでだが昨日乗ったバスの中に空調バス(ちょっと高い)があって路線バスのくせに<中関村の辺から景山公園までのバス>こいつにもテレビがついていた。あまり集中して見れる状態ではないが、北京オリンピックのプロモーションビデオや「スパイシーラブスープ」の舞台あいさつの様子、ヒッチコックのドキュメントなんかを流していた。
5/6(日)AM11:56(中国時間) 成田行UA853機内にて
もう着陸態勢に入ったらしい。食事して日記を書いて少し(10分くらいの感覚だ)うとうとと眠っていただけなのに・・・。あっという間である。
5/6(日)PM2:33(日本時間) 我孫子行き成田線内にて
黒人の人2人(バングラデシュらしい)が妙なおばあちゃんにからまれて困っている。地球についてその人たちにとうとうとうと語りかけている。おかしい反面おれもからまれたら困るので逃げたい気もある。どうでも良い話だが。とりあえず事のてんまつを書き終えておこう。飛行機は無事成田に到着(当たり前だ)。PM1:25。さっさっさっと入国、税関を抜け到着ロビーではテレビ?がインタビューしているのを横目にJRへ。帰り本は何を読もう・・・と思った瞬間に気がついた。ノートと本を飛行機に忘れてきた!
あわててユナイテッドのカウンタを探して確認する。トランシーバーみたいので連絡とってもらうと幸いなことに見つかった。しばらく待っているうちに持ってきてくれた。危なかった。なんかこの(まさに、この)ノートが無かったら旅行がすべてパー、記憶も何も消えてしまうような恐怖すら感じた。見つかって本当によかった。結局帰りは京成で成田まで出ることにする。どこまで書いてもきりがないのでとりあえずこの辺で打ち切ることにしよう。
・・・おばあさんの話はまだ続いている。
<外人さんは電車を降り際におばあちゃんに「ありがとうございました」と行って降りていった。礼儀正しい人たちだ。>
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