(注)
黒字 日記本文
青字 道連れ mucun氏コメント(帰国後)
赤字 著者コメント(帰国後)




5/3 AM9:53 北京行列車内にて
コンパートメント 現在の列車の様子。隣の親子が降りたのでコンパートメント1つを2人で使っている<親子は6:30頃途中の駅で降りた。ちなみに朝から親子が騒がしくそのせいでおきた。>。朝食がわりのビスケットを食べている。車内放送では中国のコントだかドラマだか良くわからないのを延々と流している<中国の漫才「相声」>。さっきは歌とか案内みたいのも流れていた。ろうかでは外人の夫婦(ロシア人かな?)が北京での予定を話しあっている。そんな感じ。






5/3 PM9:30 第二外語学院?客室にて
今日も相変わらずキツイ1日だった。ただし今日は肉体的に、ではなく精神的にキツかった。
北京駅着・・・列車はたぶん定刻通り11:25ころ北京西駅に到着。なかなか快適な列車の旅であった。駅を出て地下鉄の駅(軍事博物館)まで歩く。途中に中国銀行があったので2万円を両替。1300元也。12時10分くらいで昼休みかとも思ったがちゃんと業務をしていた<中国の業務時間は結構あいまいだ。駅の切符売場も人がいる限りは売っていたし。>。(人は少なかったが)別に感心するような事ではないのかもしれないが、ちょっと感心してしまった。その後地下鉄で東四十条駅へ。一律3元。地下鉄は前に来たときと大体同じかんじだった<でも駅名をきちんと中国語と英語で言ってくれるようになった。><前も言っていたような気がしたけど>。路線は少し延びたらしいが<大分延びていた>
そこから目的のホテルへ行く途中で昼食。6日目昼食 羊肉のしゃぶしゃぶだ。普通の羊肉と「羊宝」を頼んだのだが、宝とは「お宝」であるというのと「子宝」であるというのとで意見が別れた。結局どちらだか分からなかったが。<自分で頼んだ物とは言え正直気持ち悪い感じはした。味としてはかなり生臭かった。他の肉はまあまあかな。ラストの面(火薬の箱みたいなのに入ってひからびているようなかさかさの緑色の面)は余分だったけど。>
味はまあまあ。昼間からしゃぶしゃぶとはごう華なものだ。78元。<そこで出たお茶も何やら訳の解からないものがたくさん入っていて、係りの人が偉く長い口の急須でお湯を注いできた。お茶は甘すぎて余りおいしくなかった。><茶碗の中には花みたい野とかいっぱい入っていた。あの長い差し口の急須は危険だ。お茶を注ぎに来るたびに目を突き刺されるんじゃないかという恐怖を味わった。>
そこからバスで目的のホテル付近へ。がホテルが見つからず1時間程も歩きまわらせられることとなった。バス故障中 でようやく見つけたホテルは部屋が「没有」。面倒なので近くの適当なホテル2件をあたるがどちらも「没有」。仕方なしに「地球の歩き方」にのっている安そうなホテルを木村に片っぱしから電話であたってもらうがやはり「没有」<10軒ぐらいに電話した。>。「五一節」の連休でかどこのホテルも満室らしい。そこから南(市中心部)へ向かって歩いていきさらに2、3件あたるがやはり「没有」。どうにもならなくなり、電話であたってもらった中で1件だけ空きのあるホテルがあるにはあったのだが、430元と高めの上場所もよくわからない所だったのでやめて、木村の学校のゲストルームをあたってもらったところ、200元であるとのことだった。本当に助かった。で王府井の入口(まで歩きで来ていた)からバス(3元)で「二外」へ移動する。




5/3 PM10:55 二外客室にて
風呂からあがって日記を再開しようとしたら木村がやってきたのでアメリカのプロレス(WCW)を見ながら明日の予定について打ちあわせ。6時発で東直門まで行くことにする。
木村は部屋へ戻ったのでWCWを見ながら日記再開。スティングとリック・フレアーが漫才をしている。
・・・ついつい試合が終わるまで見てしまった。まあ面白いのは面白い。しかし日本のプロレスに比べるとずい分と平和なものだ<平和なので毎週見ている。そう考えると日本のプロレスは殺伐としている。日本のは本当に痛そうだ。><猪木もこういうプロレスを北朝鮮とかでやれば世界平和につながったのに・・・と思う>
・・・40分ほどで学校へ到着。手続きをする。三泊で600元。ここで木村の同宿人、永吉君と会う。西安に行く前と今日の部屋の確保と、ずい分とお世話になった。客室はなんと三人部屋でだだっ広い。テレビもなかなかよいものでずい分びっくりした。ユニットバスまでついている<冷蔵庫もついている>。市中心から遠いのが難点だが他は申し分ない。部屋で一息ついて、6日目夕食 木村と永吉君と3人で夕食にでる。学校から5、6分歩いた店で食事。メインは火考鴨。北京火考鴨である。うまかった。前回も前門前の食堂で食べたが(有名な全しゅう楼<正確には「ぜんしゅうとく」。どんな漢字だったかな?>の向かいの小さな店だ)味は忘れてしまった。ちなみに永吉君は「全しゅう楼よりうまい」と言っていた。他前菜の鳥肉がやたらに辛かった。タコスデルアミーゴのチリ以来久々の無意味な、非道な辛さである。85元。
その後学校前のスーパーでおみやげ用のこまごまとしたおかし類や酒を購入する。92.19元。あとおかし類をもう少しとお茶を買う予定。
ホテルに戻り風呂に入り木村と打ちあわせをしてプロレスを見て就寝予定。 それにしてもバカバカしいプロレスだ。