(注)
黒字 日記本文
青字 道連れ mucun氏コメント(帰国後)
赤字 著者コメント(帰国後)




4/30 AM8:19 西安 食堂にて朝食中
西安到着本日AM5:55頃西安駅に到着。定刻通りだ。大したものである。<いうまでもないが「インドに比べて」である>列車を降りると天気は薄ぐもり。駅を出ると、目の前に西安の城壁と人、人、人。到着した人、それを待っている人、客引、働いている人・・・。西安駅前とりあえず客引を無視しつつ帰りの電車のチケットを買いに窓口へ。が、買える切符は2日以内らしい。また明日来ることにする。窓口の付近で西安の地図を購入(3元)し、ホテル探しへ。
行く途中で数人のおばちゃん(おばあさん)が西安の地図を売り歩いていた。やる気の無さそうな売店ではなくて、こっちのおばちゃんから買えば良かったと少し後悔する。西安ホテル 歩きで光華賓館へ。Wで300元。ちょっと予想よりも高かったのでパス。<見た目がすでに豪華、回転扉だった。>結構キレイそうで交通の便も良いと思う。次の候補の勝利飯店へバスで移動 1元×2。西安の城門のすぐ目の前(和平門すぐ)でバス停からもすぐ近く。Wで198元。予定よりも高かったが面倒なのでここに決定。フロントのお姉さんは結構キレイだが無愛想。ホテルの部屋はまずまずキレイ。日本のビジネスホテル並か。






4/30 PM1:23 西安 和平楼にて昼食を取りながら
朝食が食べ終わったので一時中断。続きから。
とりあえず荷物を置いて(置いていっても大丈夫そうな雰囲気だ)朝食を食べに出る。ホテルから南下し、名もなき食堂へ。途中豆腐屋(豆腐料理)のテイクアウトの店がたくさんあった。西安の名物なのか?良くわからないが、中国まで来て豆腐もちょっと・・・ということでパス。小吃の店にはいる<注文の時に一回でも「何?」って聞き返すともう一人の目のくりくりした普通語を話すおやじにすぐ変わった。どっちもどっちだった何の意味があったのだろう。>。包子(小さな肉まん?)10個とスープ×2で9元(3×3)。なかなかおいしかったしえらくやすい。スープに香草が入っているのには閉口したが食べられないというほどでもないし。ちなみにスープの具はワンタン。その後電車で眠れなかったという木村はホテルに戻りおれは一人で市中の散歩。
まずはホテルの目の前 城壁前の公園へ。入園料1元。ここから城壁に登れるものと思っていたのだが、案に相違して登り口はなかった・・・食事終了。続きはまた後で。



4/30(月)PM6:50 清真大寺辺の食堂にて夕食を取りながら。
さんざん歩き回ってようやく夕食。西安名物?羊肉飽食莫<飽の後は食ヘンに莫という字だ。字が見つからなかった。>を食す。
続き。公園には登り口が無かったのだが、なかなか良い所だった。西安城壁 下から見上げる城壁は見ごたえがあったし、老人たちが大ぜいのんびりとしていたのも風情があった<朝の9時くらいでちょうど朝の憩いの時間だったのだろう。ちなみに中国人は金は取られないようだ。>老人たち 太極拳ををまっている人々、胡弓をひいている人それにあわせて歌っている人(夫婦だろうか?)、発声練習をしている人、体操をしている人・・・みているこっちも何となく幸せな気分になってくる<今から思い返してみるとお堀沿いの壁に鳥かごがたくさん並べてあった。>
公園を反対側へ通りぬけたら今度は城門の裏側(城内)を戻ってくる。



4/30(月)PM9:45 ホテル勝利飯店にて
今日は本当にキツイ一日だった。ということで続き。
市場 城門の裏側は市場となっていた。朝市だ。野菜や肉などの食糧品や日曜雑貨の店が道の両側に並び買い物する人々(老人が多い)でごったがえしている。相変わらず皆元気に売り買いを繰り広げている。
乾電池を真剣な顔をして品定めしているおばあさん<本当に真剣な顔をしていくつかの電池を見比べていた。>や、生きている魚の頭?を水槽のへりのコンコンコーンとぶつけて魚を失神(殺した?)させる店員などみているだけで面白い<何度も同じようなことを書くが、こういう市場がどんな観光地よりも一番楽しい。>。その後城壁の上へ。15元。16元を渡したら門番のおばちゃんは1元のおつりが無いと言う。駄目だ駄目だとねばってようやく(自分の財布から)返してもらった。一々面倒な話だ。
城門の上は特筆すべきことはない。城内外の建物が城壁よりも高いため見晴らしはそれ程良くないし、別に何があるわけでもないし城壁上<昔の城門である。という風情はある。>城壁角 左右の景色を眺めながら東門の上まで行き 行き止まりになってしまったので今度は南門まで歩く。結構寒いし距離は長いし(結局1時間半ほども歩いた<東門の方はメインの観光スポットからははずれているらしく、おれ以外には一組しか見なかった。見たい人は南門から観光自動車(遊園地にあるみたいなやつ)でさーっと往復する程度のようである。>)けっこう大変だ。和平門から先は観光客はほとんど皆無に等しいが、南門の上は、城門観光のスポットらしくずい分とたくさんの観光客がいた。
鐘楼へ 南門からは北上して鐘楼へ。どうせ登っても大して見はらしが良くないと思い、外から眺めるだけでバスに乗って両替のために中国銀行へ。ところが一駅乗りすごしてしまい西安駅まで戻ってしまった。とりあえず大した距離ではないので中国銀行へ歩いて向かう。途中で本屋さんを発見、勉強用に子供向け(ピンインがふってある)「紅楼夢」を購入。6元也。ずい分安いものだ。定価はちなみに19.8元<西安の本屋はみな定価よりも割引していて北京の本屋よりかなり安かった。>。ただしここはなぜか中国式購入方式を採用しており<恐らく店員にこれが欲しいと言ってから、お金を払うところが別にあって、そこで払ってレシートをもらい本と引き換えにするという方式だと思う。><もう少し詳しく書くと、欲しい本をまず店員のおやじさんに渡す。すると請求書を書いてくれるので(本は取られる)、その請求書を持ってレジ係の子供のところへ行って(といってもすぐ近くに座っているのだが)金を払う。今度は領収書を書いてくれるのでそれをおやじに渡して本と引き替えてもらうというわけだ。共産主義時代(今もそうではあるが)の方式であり、今の中国ではほとんどやっていないと思う。他の中国人の客もちょっと戸惑っていた。とばく場 そんな面倒な買い方をするより万引きした方が・・・良くはないが。>、ちょっとまごついてしまった。
中国銀行で$150のTCを両替しバス停まで歩いていくと朝見かけたが、あき地でスポーツのとばく場がはん盛していた<体育彩票。中国人賭博大好き。>。大きなテントをたくさんたてて屋台もたくさん出て縁日のよう。そこの前の歩道橋では乞食の(という言葉は本当は使いたくないのだが)親子が歩道に詩を書いていた。意味はよくわからないが多くの人がたち止まってみている。詩を書くっていうのはいかにも中国っぽいと思う。とりあえず1元をわたしておいた。その後バスでホテルまで戻る。