9月

9/2 アイアン・ジャイアント →Amazon
まあ ブラッド・バード
大人が泣く作品、として話題になったんで期待していたんだけど、
そうでもなかったです。
ラストを「アトムと同じじゃん」と見てしまうとどうもねえ・・・。
そうはいってもそこそこ楽しむことはできます。
奇をてらわず丁寧に作ってあるので、見ていて安心できますね。
いかにも「アメリカンアニメ」っていう絵も
ディズニーなんか見たことない自分にとっては意外に新鮮だったし。
まあ一度見てみると面白いと思います。



9/12 セプテンバー・11 →Amazon
おすすめおすすめ
9.11の同時テロを題材にした、11人の監督による短編オムニバス。
野球中継延長のせいで今村昌平の作品が見れなかったんですが、
それでも非常によかったです。
各監督、結構撮りたいように撮っていてすごく個性が出ていたのが
面白いですね。
特に好きだったのがサミラ・マフマルバフとショーン・ペンの作品。
はじめはショーン・ペン監督ってどうなのよって感じに思っていたのですが、
ものすごく良い作品でした。
非常にびっくりしました。
ただ一番強烈に印象に残ったのはアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥの
映像のほとんどない作品。
あれは理性や感性ではなく反射神経に直接働きかけてくるような
ものすごく強烈な作品です。
非常に感動しました。
他、ケン・ローチやクロード・ルルーシュも「いかにも」という
作品で面白かったです。
特に9.11をテーマにしなくてもこういうオムニバスってすごく面白いと思うんですが、
まあ9.11だからこれだけ人が集まったんでしょうね。
レンタルとかあるのか分からないですが、
とにかくおすすめ。
レンタルあったらもう一回見たいです。



9/21 ジェイソンX 13日の金曜日 →Amazon
なかなか ジム・アイザック
過去のシリーズの路線を忘れてコメディー映画であるという前提で見れば
かなり面白いと思います。
まあ前半は従来の「13日」らしい無意味に殺しまくりの展開で、
おーやってるなーとそこそこ笑えるものの(もちろん恐くはないです)
結構たるいんですが、
残り30分の暴走ぶりはオースティンパワーズなみの爆笑ものです。
従来のお決まりを踏襲しつつ新しい展開へと持っていったというのは
監督の力?なんでしょうか。
しょうもない映画が好きな方にはお勧めです。



9/23 サイン →Amazon
普通 M・ナイト・シャマラン
いかにもシャマラン監督、らしい映画。
びっくりの要素はだんだん減ってきているんだけど、
逆に監督の毎度のテーマである「家族の絆」は
より濃くえがかれています。
まあそんなのどっちだっていいんですけどね。
この程度の映画は。
途中かなりやばいシーンが2か所ほどあるんですが、
所詮ハリウッド映画と割り切ってみれば
そこそこ楽しめると思います。
ま、ビデオでもいいんじゃないかな?



9/28 ドーベルマン →Amazon
まあ ヤン・クーネン
オープニングから結構いいペースで走り出して
期待させてくれるんだけど、
途中からマンネリぎみになって、どんどんだれてきます。
タランティーノの出来損ないの映画みたいです。
ふーん、そうなんだ、っていう感じです。
ただ、チェッキー・カリョは面白かったです。
ニキータ』のイメージが強かったので結構意外でした。


前の月 top 次の月