10月

10/6 星降る夜のリストランテ →Amazon
おすすめおすすめ エットーレ・スコラ
イタリア庶民派の名匠エットーレ・スコラ監督の最新作。
レストランに集まる人々の一晩の人間模様を描く。
名作。
おすすめです。
感動しました。
うまいです。
特別な一日』もそうだったけど本当にうまい。
エットーレ・スコラ監督というと、
そうインパクトがある名前じゃなかったんで、
今まで見ていなかったんだけど、
これからいろいろ見ようと思います。



10/7 奇人たちの晩餐会 →Amazon
おすすめおすすめ フランシス・ヴェベール
ヨーロッパ各地で上演されている舞台劇の映画化。
99年カンヌ特別賞受賞。
毎週水曜日に開かれるバカの晩餐会。ピエールはバカのチャンピオンを発見する。
映画館で見て以来二度目なんだけど、やっぱり大笑いしました。
面白いです。
もとは舞台、というのを知らなかったもので、
見た当初は「さすがフランス」なんて思ってましたが・・・
やっぱりヨーロッパのセンスだと思います。
ハリウッドじゃこうしゃれた映画にはできないですよね。
おすすめ。



10/8 ひまわり →Amazon
なかなか ヴィットリオ・デ・シーカ
ロシア戦線に送られ行方不明になった夫を捜して、妻はロシアまで探しに行く。
なかなか良いです。
ストーリー的にはちょっと冗長な感じもするけど、
映像と音楽に魅せられてしまいました。
タイトルともなっている見渡す限りのひまわり畑が車窓に
あらわれるシーンは圧巻です。
地下鉄の出口をでて帝政ロシア時代の建物が林立する広場(どこ?)
がまわりに広がるシーンとか。
ソフィア・ローレンの奇妙な英語にはかなりの違和感を感じましたが、
イタリア・フランス・ソ連の共作だからなんですね。



10/8  →Amazon
おすすめ フェデリコ・フェリーニ
イタリアの巨匠フェリーニの代表作の一本。
サーカスの芸人と助手の出会いと別れを描く。
哀しいというより何となく切ない映画。
ジェルソミーナの哀しいメロディーが心に残ります。
あとジェルソミーナのおかしな、でもかわいい不思議な顔も(特にあの目)。
でも正直なところ映画的な面白み、迫力、インパクトに欠けるかも。
良い映画なんですけどね。
見ておくべきだとは思います。
(10/20注)この映画あとからじわっときます。
もう一度見てみたいです。



10/8 男はつらいよ →Amazon
番外編 山田洋次
途中から見たので番外編ということで。
言わずとしれた名シリーズの第一作です。
途中から見たんですが、わかりやすいですね、大笑いしていました。
面白かったです。
あと志村喬がでていたのは意外でした(泣きました)。
今後はちゃんと見ようと思います。



10/13 夜になる前に →Amazon
まあまあ ジュリアン・シュナーベル
世界的に高く評価されているキューバの作家レイナルド・アレナスの
同名の自伝の映画化。
主演のハビエル・バルデムがアカデミー主演賞ノミネート他。
ちょっとピンぼけ、というよりどこにポイントを置いているのか良くわからなくて、
ストーリーが何となく散漫な感じがしました。
キューバにおける弾圧、アレナスの人格形成、彼の作品、
何を伝えたいのか分からないんですよね。
あちこちで評価されているハビエル・バルデムの演技はまあ見所かも知れないですけど。
まあ途中でちらっとでてきた処女作はなかなか良さそうだったので
今度読んでみようと思っています。
あとジョニー・デップがでているというのは知りませんでした。
美男の中尉さん、フレディ・マーキュリーかと思いました。



10/14 続・男はつらいよ →Amazon
・・・ 山田洋次
もしかしたら男はつらいよ、通しで見たのは初めてかも。
面白かったです。
前作の志村喬もそうだったけど、ミヤコ蝶々もうまかったですね。
うまい役者がいっぱいいるものです。
せっかくなので全46作全部見ようと思います。



10/14 スコア →Amazon
・・・ フランク・オズ
マーロン・ブランド、ロバート・デ・ニーロ、エドワード・ノートン、
これだけの役者を集めたんですが・・・
よくある困った映画というか・・・
何とも印象の薄い映画です。
役者良いんですが、ストーリーが役者を全然いかせていないような気がします。
ロバート・デ・ニーロもエドワード・ノートンも良かったんですけどね。
もったいないです。



10/20 男はつらいよ フーテンの寅 →Amazon
・・・ 森崎東
シリーズ第3作。
10/20の時点でさっそく二つも見逃してしまいました。
がんばります。
この作品に関してはなんかちょっと大味な感じがしました。
もちろん面白いには面白いけど。



10/20 トゥームレイダー →Amazon
ちょっと・・・ サイモン・ウェスト
人気PCゲームの映画化。
非常に古典的な作りの映画。
楽しめるには楽しめるんですけど、
面白みはないですよね。
ちなみにゲーム原作だから仕方ないんでしょうけど、
石だの金属だのの敵に対して銃で闘うっていうのはどうも違和感があります。
じゃあ何で闘うんだといわれても困るけど。
あと、ああいうSFってかなりチープな雰囲気がします。



10/21 甘い生活 →Amazon
・・・ フェデリコ・フェリーニ
イタリアの巨匠フェリーニの代表作。
新聞記者マルチェロの生活を描く。
個々には非常に印象的なシーンが多いんだけど、
全体を通してみるとどうも?という感じ。
『8 1/2』のような難解さではないんだけど、どうも良くわかりません。
あと見た環境も良くなかったし・・・(字幕が全然見えませんでした)。
そういうのを含め全体としていまいち。



10/28 男はつらいよ 望郷編 →Amazon
・・・ 山田洋次
シリーズ第5作。
面白かったです。
個々まで見たなかでは1、2の出来映えかも。
ストーリー的には前半と後半でばっさりと分かれているような感じがして、
どうかなと思わないでもないけど、
それでもやっぱり面白かったです。



10/28 ラッシュアワー2 ラッシュアワー2
まあ・・・ ブレット・ラトナー
ラッシュアワーの2です。
内容は?。
別に前作は見ていないんだけど、今回はチャン・ツィイーが出ていたので
見てみました。
本当にほとんど中国語をしゃべってました。
まあそれは良いんだけど、この映画ではほとんどアクション俳優の扱い。
ポストコン・リーとまでいわれている人なのに、
このままただの中国人カンフー俳優になってしまわなければいいけど。
非常に心配です。
ちなみに映画のできとしてはまあ・・・。
最後のNG集が一番面白かったかな?



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