3/9 7:21pm カジュラーホーダンスフェスティバル会場にて
バスは管理は約3時間ほどでカジュラーホーへついたようだ。途中からかなり道が悪くなり、かなりがたがた走ったが、普段乗るような(マハーバリプラム行きなどの)バストは違いイスも柔らかかったのでかなり楽だったと思う。
途中疲れもあってしばらく寝たが、車外の風景をながめていてもけっこう面白かったと思う。ずっと続く地平線、ときどき見える赤い山、牛などの動物、働く人々。
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道 広い空、どこまでも続いていきそうな道。どこまで行けるのだろう。 |
3/10 5:40pm カジュラーホーHotel
Harmonyにて
まずは昨日の続きから。ダンスフェスティバルが始まったので途中で切れた<前の部分はカジュラーホーダンスフェスティバルの会場で書いていたのだが、フェスティバルが始まったので日記がとぎれたということ。ダンスフェスティバルについては後述する>。風景を見ていてオーストラリアのケアンズの郊外やエアーズロックリゾートを思い出した。どうもオーストラリアの旅行の風景は心に強く焼きつけられているようだ。さてバスはスタンドではなくHotel
Harmonyの前に止まる。当然Hotel HarmonyはパスしてTourist Officeへ、鉄道の予約ができるところを聞きに向かう。Hotel
Harmonyの客引きの子供が案内してくれてわざわざOfficeの前で待ってまでHarmonyに来いというので第一こうほであるHotel Sunset
ViewがだめだったらHarmonyに行くと約束。まずSunset Viewに行くがスイートルームRs400しかあいていないという。広くて景色も良く、Rs250まで値段も下がったのだが早く決めろとうるさく言うのでやめて(ホテルの快適さは部屋よりもフロントの対応の方が重要だと思う)約束通りHarmonyへと行く。途中で予約Officeに寄るが、12〜2pmはお休み。HarmonyはRs300といまいち高めだったがかなりキレイだしもう面倒なのでここに決定。上にあるレストランでエッグフライドライス(いわゆるチャーハン)を食べる。値段は忘れたが実にキレイな食堂である。ちなみに木村はスパニッシュライスというのを頼んだがエッグフライドライスと同じだというのには笑ってしまった。次にダンスフェスティバルの券を買いに行く。ホテルの自転車を一日5:30pmまでRs25で借りる。会場のわきでRs40のチケットを購入。ちなみにチケットはRs100,60,40,20の4種類。次に鉄道の予約<たぶんデリーまでのチケットを買ったんだと思う>。二人でRs320(場所はちなみにバススタンド内である。)そのまま東群の寺院の一部を見る<カジュラーホーはミトゥナ像(写真)の彫刻のある美しい寺院群で有名である。世界遺産らしい>。子供達が見ていると寄ってくるのだが、小さな子供は自転車に乗せるだけで喜んだり、素直にルピーをくれというのだが、少し大きくなるとあやしげな日本語で話をしてきて100円くれとか、友達だから家に来て茶を飲んで行けとか言い出して困る。子供らを振り切ってHotelへ戻り、夕食を食べに出るが、出るなりたくさんの人々が日本語で話しかけてきてかなりいやな気分になった。中でも一人は夕食にまでついてきて日本語を教えてくれと言う。ちなみに夕食は入ったレストランがかなり高めでまいってしまった。エッグカレーとチャパティとティー二人でRs130。かなり高い。で日本語を教えてくれという人は教えるのは一対一だというので危険は少ないと思い(さらに場所をホテルにすれば大丈夫だろう)とにかく2、3日後にしてくれといったらまた会えたら教えてくれと言って去っていった。(ダンスフェスティバルの入口までついてきたが)その後7:30くらいからダンスフェスティバルを見る。<カジュラーホーダンスフェスティバルは年に1度のインドの古典舞踊のお祭り。例えばヨーロッパの音楽祭(ザルツブルグとか)の舞踏版だと考えればいい。この年は何周年かでインドの大統領も来て盛大に行っていたらしい。デリー空港で買ったニューズウィークにも乗っていた>。けっこう会場は空きがあって特にRs40と60の席は3分の一も埋まっていなかった。Rs100は外国人(たぶん)その前が招待客で、Rs20が一般のインド人という感じである。Rs40の席は大分遠くて見にくくはあったがまあ見えることは見える。しかし買うならRs100だと思う。ダンス自体の意味は良くわからないが<英語で「これは何のポーズ」とか解説していたが無論良くわからなかった>踊りと音楽の雰囲気はなかなか楽しめると思う。とは言え疲れていたし踊りが変わってもそう大きな違いはないし長いしということで途中で居眠りをしてしまい、9:30くらいに途中ではあったが会場を出た。一体何時間やっていたのであろうか。ホテルへ帰るまでの間もひっきりなしに日本語で声をかけられ、(「すいません、すいません」とジープから声をかけてきて無視しているとわざわざバックしてついてきたり、ホテルの入口でも腕をつかまんばかりのいきおいで声をかけられたり)ホテルのフロントでも「カジュラーホーには気をつけた方が良い、高いからなにも買うな」とこれも日本語で声をかけられたりとすっかりいやになってしまい部屋に帰って5日くらいの予定を2日にしてあさって(現時点では明日)アーグラーヘ向かうことを決定して就寝。
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