3/7 9:36pm Hotel
Jai Gangesにて
昼飯を食べに12時くらいに出発。「地球の歩き方」いうところの「この界わいピカ一」のBabaレストランへ。狭い小路をくるくると回りながらようやく見つけたが<本当に狭い裏通りのような道である>一杯だったので同じく「歩き方」のHotel
Moon Starへ。ターリースペシャルRs25とレモンソーダRs10。オーダーを取ってからとにかく時間がかかった。味的にはRs25なら良い方か。しかしレモンソーダがあまり良くなかった。その後オートリキシャーでRs35でドゥルガー寺院へ。中に入れないので大したものはみられず、まわりには「歩き方」に書いてあるような猿も見あたらなかった。寺院はやはり面白くない、ということで河向こうのラムナガール城へ。オートリキシャーRs40だったが、道がすさまじかった。でこぼこの石だたみとSeasonalのうき橋をまるでジープのように飛びはねながら走っていった。城の博物館Rs7はとくに見るものはなし。しかしここは城とはいうもののマハラジャの住居なのだが、こんなにだだっ広い所に住んでいて不便でさびしくはないのだろうか、というのが感想である。もちろん最盛期には無数の使用人がいたのだろうが観光客のみの今は非常に空虚な感じがする。
その後ボートでRs40でダシャーシュワメードガートまで行く。所要時間1時間ほどだろうか。その間いろいろと考えることがあったが、また機会を改めて書こうと思う。
その後ダシャーシュワメートの一つか二つとなりのガートでしばらく座って休む。いろいろな物売りの子供やボートマンがやってきてなかなか楽しい。「神様買うか」といってきた子供は「オオサワタカオシッテル?」とたずねてきた。聞いていると大沢たかおの深夜特急(テレビのだろう)に出たそうだ。ギャラ8000ルピーと自慢していた。たしかに物売りにしてはおそろしくきれいな服を着てうで時計までしていた。
夕食は近くだったBabaへ。バカまる出しの日本人に囲まれてバカまる出しの会話を聞かされて泣きそうになりながら夕食をとる。まるで災厄である。いわく「13時間電車に乗るのは相当疲れる。」「カルカッタは見るものがないから2日でいい」「マザーハウスでなにやらをもらった」とどめは「インドは挑戦だよ」「地球の歩き方」おすすめの店でみそ汁やらおじややら食うというのはたしかにインドへの挑戦かもしれないが。そこら辺についてもまた思うところがあるのだがまたにしようと思う。
ホテルに戻り明日のために映画館の場所と他に面白い映画を聞いておく。いつもながらフロントにいた人全員の白熱した議論になる。とにかくタイトルを聞いて部屋に戻るとすぐノックがして、ホテルのテレビで映画をやっているので見に来いとのこと。映画好きと見てのご招待ということか。ありがたく見せてもらって(といってもラストだけだったのでいまいち良くわからなかったが)礼を言い今日はおしまい。
3/8 10:52pm ヴァラナーシー駅にて
今サトナーへ向かう電車を待っている。予定は11:10pmに4番線に到着だがいつになるかはわからない。
駅は列車を待つ人々だろうか、ごろ寝をしている人でいっぱいで、列車が到着するホームにはさらに数々の店もひらいている。人の集まるところに店も集まり市が立つ。実に自然な姿と言えるだろう。
今日はまず5:30amくらいに起きてガンガーで沐浴。昨日の場所の近くの、石段を今日は使う。まわりでは数人のインド人がお祈りをしながら沐浴していた。
ホテルに戻り一眠りしてからチェックアウト。がカバンは置かせてもらったし、チェックアウトは駅へ行く前でいい、疲れたらホテルへ戻って休んでも良いとのこと。実に親切である。
出がけに映画館の場所を聞いて(またなにやら映画についての議論があった)Mazdaへ。Hum Apke Dil Mein Rahte Hainを見る。かなりつまらなかった。何度途中ででようかと思ったかわからない。その後近くで昼食。頼みもしない野サイサラダを出された。生野菜は食べない方が良いという以前に大根や人参の生のスライスでは食べることはさすがに出きない。主食はチーズビリヤーニ。まずまずか。
11:10pmになって列車の来そうな気配がややあったので少し移動。来たのは向かいのレールの通過列車だった。
昼食後、まず郵便局でハガキを出す。郵便局の入り口でハシシを売っていた。次に日本へコレクトコール。卒業式の案内はまだ来てないようで卒業できないかもしれない。そしたらまたインドに来れるな、などと考える。次にヴィシュワナートロードで買い物。額入りのガネーシャの絵Rs25とガンガーの水持ち返りようの銅の壺Rs15×2。木村は同じく額入りの小さなガネーシャRs15(おれのと二つでRs35)、とガネーシャの小さな置き物Rs25。やはり買い物は楽しいものである。ガンガーまで歩いて壺とペットボトルに水をつめ次の映画館へ。ラワリスを見る。ハードなアクション映画でけっこう面白かった。ホテルへ戻りチェックアウトしようとすると顔を洗ってこいとカギを渡してくれた。4日間過ごしただけでしかも10時間ほど前に出た部屋であるが、もう入ることはないと思っただけに入るときは自分の部屋へ帰ってきたような妙ななつかしさを感じた。
とにかく最後の最後まで親切なホテルで、ガンガーから遠いことと部屋に故障が多いことを考えてもとてもすごしやすいホテルであったと思う。
ホテルを出て歩いて駅へ。駅前の食堂で夕食をとるが、このターリーはかなりひどいしろものだったと思う。木村はそれほどひどくないといっていたが。まあ二人でRs25相当のものであるのかもしれない。近くのザッカ屋でシャンプーと水を買い駅へ。駅ではRs15で時刻表を購入して列車を待つ。
いつもながら大分遅れているようだ。来そうでなかなか来ない。あまり遅れると明日のサトナーのバスに遅れてしまうかもしれないという心配がある。まあバス自体出発が遅れるだろうが。
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