写真_街角にて
街角にて 食べ終わったスイカの皮は牛が食べるゼロエミッションシステム。後ろには子牛もいる。


2/23 AM8:08  Sri Abbirami Hotelsにて

起きると大分のどが痛くまた鼻水がつまっていた。昼の真夏並の暑さ、海水浴場のような日差し。映画館のTシャツではたえられないほどのエアコン、ファンの下でバスタオル一枚かぶっての就寝と、やはりけっこう体に負担がくると思う。この先2、3日電車での移動あたりが一番からだのきつくなるときかもしれない。
・・・昨日2/22は8時くらいに起床。パンなどを食べる。朝起きる頃から腹が痛くてやばいかなと思ったが2度トイレに入ったらすぐに直った。まず昨日行って予約が取れなかった映画館へ。どうも「Albert」と「Baby Albert」という二つの映画をやっているようだが、「Albert」の方の窓口はほとんど人がいないのに対し、「Baby Albert」の方はひどい状況である。みんながちゃんと列をつくらないかならなのか、警官だか警備員だかが、棒をふりまわして(というかうでや体をたたいて)人々を追い払ったり、中から人を引きずり出したり大変なさわぎである。さすがに怖くなってここはあきらめ次の「イーガ」映画館へ。ホテルのフロントの人おすすめの「くちゅくちゅはたに」である。当日のナイトショー10時からの券を買う。Rs16。次は「ウッドランド」映画館に行くつもりだったが、リキシャーの人はわからずに(シアターもムービーも通じなかった)森の中のドライブインのような所へ連れていかれてしまった。ただこのリキシャーはめずらしく(というかはじめてのった)メーターで走ったので、Rs30と走ったキョリに比べて格安ではあった。次は本屋。地図を買った本屋へエハガキを買いに行こうと思ったのだが、リキシャーの人がそこよりも大きな本屋へ連れていくという。ちょっと危ないかなとも思ったが、まあ絵ハガキなのでどこでもいいと思ってそこまで行ってもらう。本屋としての規模は全くおよびもつかないほど小さかったが、CDや文房具などもあり明るくてきれいで(CDコーナーはHMVのカンバンがあった)良かった。エハガキもRs2.5安く一枚Rs5×3だった。次は映画。デビパラダイスへ。今思い返してみるとかなりどうしようもない映画だった。言葉がわからないのを抜きにしてもすじがガタガタだったし、構成もバラバラだった。観客が盛り上がって手拍子しているところではおどらず、シーンとしているところで突然おどり出す。途中まではラブストーリーで展開しているのに最後はホンコン映画バリのアクションで、ソウリョのバクダンテロのいんぼう?をそししておわり。さっぱりわからなかった。途中で木村が気持ち悪いと言いだしたのでトーマスクックへ移動$100を交換。木村はホテルへ帰り自分はまずゆうびん局へ。その後マウントロードのそのゆうびん局からセントラルステーション。バザールを歩く。途中でせんたく石けんを購入Rs7.5。駅の前の通りでTeaを飲む。ホントはアップルジュースにしたかったのだが、ないと言うのでRs2のTea。小さなカップに入ったTeaはやたらに熱く、舌を少しやけどした。なかなかおいしいし、いかにもインドの旅行という感じもする。さらに駅前のバザールを歩いてRs12のオレンジジュースを飲む。目の前でオレンジ3つをしぼって何やら調味料(マサーラーというやつかもしれない)をいれて出きあがり。しぼりたてである。その後しばらく歩いて自分がどこらへんにいるのかわからなくなってきたので、リキシャーでエグモアへ。いつもエグモア-セントラル間がだいたいRs20なのでそれで行ったら、ほんのすぐ近くだったのでかなり損した気分。ホテルへ戻ってセンタクしシャワーをあびたらボーイがやってきて部屋をかえるという。センタクものを干したばかりだったのでかなりバタバタして移動。ついた先でボーイがダンス(インドの)は好きか?と聞くので、今日「クチュクチュハタニ」を見に行くと言ったら目を輝かせて話にのってきた。しばらく話をしたあとそのボーイのおすすめというホテル前のレストランへ。インドと中華のレストランでかなり高め。Rs239。スプーンを使って食べたが、手で食べたかった。その後「イーガ」へ行き「Kuch Kuch Hota Hai」(クチュクチュホタヘ)を見る。これは大当たり。フロントやボーイがすいせんしただけのことはある。近くのインド人が変な声で笑ったり、やたら蚊(ゴキブリかも)が足にまとわりついてたが、映画自体はすばらしかった。「ムトゥ」はいかにもインドらしい混沌としたところがあってそこが良かったのだが、これは映画としての完成度が高く、またダンスシーンも「ムトゥ」よりはるかに上だと思う。出てきた女の子も(とてもインド人には見えないが)みんなかわいかった。これは日本でも絶対にうけるし、ハリウッドに出してもいけると思う。その後リキシャーでRs30で戻り就寝。
インド人の映画の見方は日本とやはり大分ちがう。最近の日本人は映画で泣こうとするらしいが、インド人はとにかく笑おうとする。どんなシリアスなシーンでも(シリアスなほど?)笑う。また映画の途中でけっこう出入りする。そして終わるとはやく帰ろうとする。エンディングのダンスが始まったら出て行き始めクレジットなんて絶対に見ない。(そもそもクレジットを途中までしか流さないし)なかなか面白いものである。

 

2/23 PM1:28  Sri Abbirami Hotelsにて

今日は7:30くらいに起床。昨日食べ残したバナナを朝食にする。昨日はちょっとすっぱかったが今日はそこそこ甘みも出ていた。その後ホテルのカウンターにもう二泊したいということを言いウッドランズ映画館の場所を聞く。まず歩きで「Baby Albert」の映画館へ。相変わらず観客と警備員が争っていた。今日は警備員も倍の4人に増えてやりあっていた<結局またもやパス>
その後トイレットペーパー<インド人は基本的にはトイレットペーパーは使わない。どうするか。トイレには必ず小さな手桶みたいのがおいてあって、それに水を汲んで左手を使って洗う。だから左手は食事では使わない「不浄の手」なのだろう。「郷にいれば郷に従え」と入ってもさすがにこれは勘弁ねがいたいので薬局とかでおそらく外人向けに売っているトイレットペーパーを使うのである。さすがに外人向けなので高いのだが>と寝具<安いホテルには寝具もない。まあ寒くはないが>を調達にバザールへ。しかしあいにくほとんどの店がしまっていた。バザールを歩きまわりマウントロードまで歩く。とても暑い。その後リキシャーでウッドランズへ。走っている間マハーバリプラムだのカパーレシュワラテンプルだのサントメチャーチだのいろいろ言ってくる上結局場所がわからなかったらしく、他のリキシャーに聞いてようやくつくことができた。ウッドランズでもチケットを買うのに大分苦労した。ホテルのレセプションの人は12:00からといっていたが、カウンターではnoon showはないと言われ2時に来いという。警備員などに聞くと12時からは「Six Days Seven Nights」で気望の「KACHCHE DHAAGE」は3時からでカウンターもちがうところのようだった。ようやく3時からのを買い、エグモア駅前でVegetalianのミールスを食べる。TeaとあわせてRs20×2。その前にサンダルをRs150で買った。オーストラリアのは右足が少し小さすぎて痛かったので。Rs230というのをRs150まで値切ったのだが、もう少し安くなったんじゃないかと思う。そしてホテルへ一度戻る。

今日は歩いている途中でいろいろなものを買った。
Tea 2×2  昨日のTeaの方がおいしかったと思う。
サトウキビジュース 3×1  多少青くさいが悪くはなかった。体に良さそう。
ココナッツ 7×1  はじめの汁はうす味でそれほどではなかったが、中の白い身は<要するにナタデココだ>つるつると食感が良かった。味はさほどでもない。
リンゴ 2個でRs10 1個7というのを値切ったが甘みがなくぱさぱさというかぼそぼそしていておいしくなかった。
サンダル Rs150  大分オーストラリアのにも慣れてきてはいたのだが、靴はもう当分はかないと思うので良いのを買うことにした。新品なのではきごこちはまだわからない。
昼食 ミールス Rs15 Tea3.5 あわせて20×2? ミールスは全然だめ。カレーも足してくれないし、手洗いの水は出ないし。Teaはなかなかおいしかった。
そういえばはじめチャパティーがのっていたのだが、途中で落としたので<おれではなくて店員だ>持っていった。別のを持ってくるかと思ったら全然持ってこなかった。ようするにダメな食堂ということ。

2/23 8:56pm ホテルで一息して国際電話をかけ<家への定例連絡。コレクトコール>、フロントで映画情報を仕入れる。リキシャーでウッドランズへ。Rs25。映画はかなりハードなアクションもの。そこそこのものであった。ダンスシーンはかなり中途半端で無い方が良かったかも。どうもカゼ気味で熱が出てきた気がするのでもう寝る。

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