杭州その二 6/1
7:00起床。雨がかなり降っている。この状態では観光はきつそうだ。仕方ないので二度寝。 9:00再度起きるもやっぱり雨。仕方ないので近くのスーパーに買い出し。パン、飲むヨーグルトみたいなの、水×2、無糖のお茶(ジャスミン茶)×2、しめて18.6元。お茶は見渡す限り全部低糖。蘇州では手に入れやすかったサントリーのウーロン茶すら低糖のみ。危機的状況である。 ホテルで10元払ってインターネット。メール書いたり、ニュースチェックしたりいろいろ。今村昌平監督が無くなったことを知りショックを受ける。 あと日本で作ってあったResizeItの新版を公開して、ちょっと前にメールで指摘されたSync!3のデバッグ。中国まで来て何やってんだか。 ごにゃごにゃやっているうちに隣のベッドの中国人が帰ってきたのでちょっと話す。四人部屋なんだけどその内訳が、日本人、韓国人、アメリカ人、中国人と見事にバラバラで面白い、なんて話。北方の人なので非常に発音を聞き取りやすい。 一日部屋にいるわけにも行かないので北の方にある小物市場に行ってみる。その先は未定。 天気予報では明日も雨らしい。
武林路を歩いていたらTシャツ一枚では寒いし、トイレにも行きたくなっていたので、上海からずっと気になっていた上島コーヒーに入ってみる。ホットコーヒー一杯で30元も取られてびっくりした。日本のルノアール以上に高級な雰囲気である。前も書いたかもしれないが、上海の日本人によるとUCCとは全然関係のない台湾の会社とのこと。確かに良くみるとU.B.C Coffeeと書いてある。Bってなに? 水はまずいけどコーヒーの味はちゃんとしてる。中国に来て初めてコーヒーを飲む。 小物市場に入る前に向かい側の店で食事。牛肉米粉7元。おいしいんだけどテーブルにあった調味料を入れすぎてかなり辛くなってしまった。 小物市場では小型のアラームクロック12元を購入。ホテルでは7時過ぎに自然に目が覚めるので不要だったのだが、夜行で寝過ごしたらまずい。ここでは他にも服、おもちゃ、鍋釜、お茶に雨にいろんなものを売っている。こういうところが中国の面白いところである。 あとチェーンも買いたかったのだが、凶器攻撃用のようなごついものばかりだったのでこれは残念。 そういえば南方の人の値段はいまだにさっぱり聞き取れない。十二元を理解するのに三回も聞き直してしまった。sa'er kuaiという風に聞こえて30元?と思ってしまう。ちょっと困る。 市場を出てバスで武林小広場へ。1.5元。蘇州では1元コインで苦労したが、ここでは0.5元の半端なバスが結構あって更に困る。みんなバスカードみたいなの使ってるけど、あれは全国共通なのかな?ただの定期? せっかく30元も出すんだから少しのんびりしてから西湖の方へ行く。
コーヒー飲んだ後歩いて西湖へ、雨の西湖も情緒があってなかなか良い。と言ったら負け惜しみになるかも。風があるので雨がどんどん吹き付けてきてジーパンはもうびしょびしょ。 飯を食ってたらボーンボーンとものすごい音が響き始めた。誰も驚いていないところをみると花火だろうか。なんで平日の夜に花火をあげる必要があるんだか。 食べ終わったのでホテルに戻る。
さっさと続き。 雨の中とりあえず断桥を歩く。他の観光客をみると「こんな雨の中大変だなあ」と笑ってしまうが、それは自分も同じことである。なるべく濡れないようにジーパンの裾を膝下までまくり上げて素足にサンダルという格好の方がよっぽどおかしい。まあ膝くらいまでズボンをびしょびしょにして、たぶん靴もびちょびちょ言わせながら歩くよりはよっぽどましだとは思うが。 堤上を向かい側まで歩き岳庙へ。ただ入門料は25元と高いし、中国人はみんな入り口で写真を撮るだけで帰っているので、俺も写真だけとって終わる。さっさと帰ってジーパンを乾かしたかったというのもある。駅経由でバスを乗り継いで帰る。3元。 帰ったら着替えて(といっても代わりのズボンはないので短パン)飯を食べに出かける。向いのスーパー近くの食堂で三鮮面5元。三鮮とはエビと鳥肉と腸詰めらしい。特に腸詰めがうまかった。今度は単品で頼もうかな。 スーパーで香辣虾片(こういうの)というのと北京ダック味のポテトチップを購入して帰る。何事も経験である。スーパーの食品売り場もいろいろなものがあって面白い。瓜子(各種の種を炒ったもの)が棚を一つまるまる占めていたりする。 帰ってお菓子を食べながら日記書き。今日は寒かったのでビールは無し。香辣虾片は別にエビの味しないしそもそも入っていないようだ。 今日の歩数 22457歩
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