帰国
3/11、12
3/11、3/12分。帰国のルートを簡単に。
ミュンヘン行きの列車の中では偶然中国人の女の子と一緒になったのでちょっと話をする。大分中国語力落ちたなあ。ヨーロッパではずっと英語をしゃべっていたというのもあると思うけど。
ミュンヘン(→)には二十分くらい遅れて到着。乗り換え予定の電車に乗り遅れてしまった。福建の女の子も乗り遅れたんだけど、同じホームの電車を見て「あ、これこれ。じゃあね」と乗っていってしまった。時刻表も見てなかったけど、本当にあれであってたのかな?ドイツに三、四年住んでいるらしいので間違いないんだろうとは思うけど。
俺の方は窓口で列車を確認して、三十分あとの電車に乗る。元々予定していた電車はフランクフルト(→)のメインステーションについて、そこで乗り換えて空港に行く必要があったのだが、今度の電車は空港直通便なので便利で良い。
この電車は噂のドイツの新幹線(→)らしく内装がすごくきれい。スピードは新幹線ほど速いようには感じなかったけど。インターレイルパスだけではダメとのことで、差額料金を18ユーロくらい取られた。結構高い。
フランクフルト空港(→)には定刻の十一時に到着。エミレーツのカウンターでチケットを購入、チェックインして駅の方まで戻ってパンとコーヒーを買ってきて、食べながらiBookを取り出してネット。有料のWiFiで15分だか30分で2€。
で、そろそろ行くか、と出国手続きに向かったんだけど、これがまた大変。手続き自体はごく簡単で何も言われなかったんだけど、ボディチェックがすごかった。カバンの中のパソコンは取り出して別途チェック、上着は脱いでTシャツ一枚になり、ポケットの中のものは全部出し、ベルトを外し、あげくに靴(ホーキンスのちょっとごついやつのなので金属探知機に反応する)まで脱がさせられる。以前プラハのホステルでアメリカ人やなんかとビール飲みながら話をしていた時、いつも携帯している小刀について「そんなの持っていて空港で大丈夫?」と聞かれたので、一応バックパックに入れて預けておいたのだが、これは正解だった。持ってたら絶対取り上げられていたはず。いや、取り上げられただけならまだマシで、もっと厄介なことになってたかも。後ろの中国人のおっちゃんは水のペットボトルを没収されてた。
エミレーツ航空。ドバイ行き。さすがに金持ち国家、全席画面付きエコノミー。食事も少し豪華な気がする。せっかく画面があるので映画を見る。日本語字幕付きの『サイドウェイ』と『トリック2』。騒音があるので俺のレベルでは英語音声のみというのはさすがにつらい。
『トリック2』をギリギリ見終わったところ(クライマックスでヘッドホンを回収されてしまったので、その後は英語の字幕で見る)でドバイ(→)に到着。さすがに中東、暖かくて外でもTシャツで十分。空港内はバブル真っ盛りといった感じの作りで、夜十二時を過ぎているのにものすごい客の数。日本人も多い。ドバイでバカンスなんてうらやましい限り。
関西空港行き飛行機、眠いのをぐっとこらえて徹夜で映画鑑賞。といきたいところだったがさすがに眠くて三時間ほど眠る。中国語字幕で『父親たちの星条旗』。一言で言えば「良い映画だけど面白くはない」。良い映画なんだけどね、見る価値は十分にあるのだけど、見終わった時の充実感がないというか。
関空では無料のお仕事デスクがあったのでiBookを引っ張りだして写真の整理や日記作成。あと夕食。食事が安くて感動。日本で良かった。
などなどそんな感じで帰国。例によって関空にお土産の入った袋を忘れてきたのだが無事見つかって(さすが日本だ)ことなきを得る。帰国に関しては観賞も満足感もなく、ただただ自分の運の悪さを呪うばかりで、なんだか盛り上がらないなあ。
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